作成日
:2026.01.29


2026.01.29 07:05
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4営業日ぶりに反発。終値は153.41円と前営業日NY終値(152.21円)と比べて1円20銭程度のドル高水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて、しばらくは152円台半ばでのもみ合いが続いたが、NY勢の本格参入後は上昇した。ベッセント米財務長官がCNBCとのインタビューで、「米当局はいま円買い介入に動いているのか」との質問に「絶対にしていない(Absolutely not)」と答えたうえで、「米国は常に強いドル政策をとっている」と発言すると、円売り・ドル買いが優勢となった。FOMC結果公表直後には一時154.05円まで上値を伸ばした。
米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いたFOMCで市場予想通り政策金利を3.50-3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「米経済活動は堅調なペースで拡大してきた」とし、従来の「緩やかなペース」から判断を引き上げた。また、「雇用の伸びは依然として低水準にとどまるものの、失業率は安定化の兆しを見せている」と指摘。先行きについては「経済の見通しを巡る不確実性は依然として高水準にある」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視している」とし、前回までの「雇用に対する下振れリスクがここ数カ月間で高まったと判断」との表現を削除した。
ただ、引けにかけては伸び悩んだ。FOMC結果公表後に4.26%台まで上昇した米10年債利回りが4.24%台まで上昇幅を縮小するとドル円にも売りが出て153.30円付近まで下押しした。
なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「昨年の利下げにより、政策スタンスはFRBの目標達成に適切なものとなった」「政策は既定路線ではない。会合ごとに決定を下す」「金利は想定される中立レンジの上限にある」などと話した。
ユーロドルは5日ぶりに反落。終値は1.1954ドルと前営業日NY終値(1.2041ドル)と比べて0.0087ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)当局者からユーロ相場への言及が相次ぐ中、ポジション調整目的の売りが先行。ベッセント米財務長官が「強いドル政策」を強調するとユーロ売り・ドル買いがさらに進んだ。FOMC結果公表直後には一時1.1896ドルと日通し安値を更新した。ただ、米長期金利が上昇幅を縮めると下げ渋った。
ユーロ円は小幅続伸。終値は183.39円と前営業日NY終値(183.29円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが先行すると一時182.58円と日通し安値を付けたものの、ベッセント米財務長官の発言をきっかけにドル円が急伸するとユーロ円にも買いが波及し、一時183.57円と日通し高値を更新した。もっとも、そのあとはドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況となった。
本日の参考レンジ
ドル円:152.18円 - 154.05円
ユーロドル:1.1896ドル - 1.2045ドル
ユーロ円:182.58円 - 183.57円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.01.29
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作成日
:2026.01.29
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最終更新
:2026.01.29
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