作成日
:2026.01.22


2026.01.22 08:01
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、グリーンランドを巡る米欧の対立激化懸念が後退したことで、米トリプル安(株安・債券安・ドル安)の巻き戻しとなり、157.75円から158.53円まで上昇した。ユーロドルは1.1743ドルから1.1676ドルまで反落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、米トリプル安(株安・債券安・ドル安)の巻き戻しでドル高・円安気味に推移していることで、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒しておきたい。
トランプ米大統領が、「グリーンランドの将来についてNATOと大枠の合意に達した。グリーンランド協定に基づき、2月1日から発効予定だった関税は課さない」と述べたことで、前日までの米トリプル安が巻き戻されている。
ドル円は、158円台半ばまで円安気味に推移しており、本日は、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒しておきたい。衆議院総選挙に向けて、野党の「中道改革連合」や「国民民主党」は円安抑制を打ち出しており、政権与党である自民党も、円安抑制に関して、これまでのような口先介入ではなく、円買い介入に踏み切る可能性が高まりつつあると思われる。
片山財務相は、ダボスでのベッセント米財務長官との会談で、日本発のトリプル安の阻止に言及し、日米財務相共同声明に触れつつ、為替介入も含めて何ら除外される手段はない、と明言した。ベッセント米財務長官は「日本側から市場を落ち着かせる発言が出てくることを確信している」と述べている。また、自民党の衆院選の公約でも、「円の相対的な評価を維持できるよう、マーケットからの信認を確保する」と明記されている。
8時50分に発表される12月貿易統計では、対米貿易黒字に注目しておきたい。2025年1-11月の対米貿易黒字は6兆8310億円で、2024年同時期の7兆6170億円から7859億円、約10%減少していた。トランプ米大統領が昨年4月に発動したトランプ相互関税によるものだと思われるが、日米貿易不均衡是正には、あまり効果がなかったことになる。
9時30分に発表される12月豪雇用統計の予想は失業率が4.3%で11月と変わらず、新規雇用者数は+2.70万人で、11月の-2.13万人からの増加が見込まれている。豪準備銀行(RBA)の利上げ観測が台頭しているため、ポジティブサプライズに警戒しておきたい。
昨年12月8-9日のRBA理事会の議事要旨では、10月と第3・四半期の消費者物価指数(CPI)が予想外に高かったことを受けて、2026年に利上げが必要かどうかを検討したが、確実に判断するにはもう少し時間がかかるとの見解が示されていた。2月2-3日のRBA理事会に向けて、28日に発表される第4・四半期CPIへの注目度合いが高まっている。
(山下)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.01.22
![]()
作成日
:2026.01.22
![]()
最終更新
:2026.01.22
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由
2026.01.16 19:00

FXGT「SPエリートプログラム」とは?報酬獲得の条件をサポートに確認してみた
2026.01.14 19:00

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意
2026.01.09 19:00

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット
2026.01.08 19:00

Titan FXとXMTradingのポイントプログラムはどちらがお得?
2026.01.05 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり
2025.12.29 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー