作成日
:2025.11.22


2025.11.22 03:26
(21日終値:22日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.54円(21日15時時点比▲0.68円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.14円(▲1.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1507ドル(▲0.0028ドル)
FTSE100種総合株価指数:9539.71(前営業日比△12.06)
ドイツ株式指数(DAX):23091.87(▲186.98)
10年物英国債利回り:4.546%(▲0.040%)
10年物独国債利回り:2.703%(▲0.013%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月英小売売上高(自動車燃料含む)
(前月比) ▲1.1% 0.7%・改
(前年比) 0.2% 1.0%
11月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
47.8 48.8
11月仏サービス部門PMI速報値
50.8 48.0
11月独製造業PMI速報値
48.4 49.6
11月独サービス部門PMI速報値
52.7 54.6
11月ユーロ圏製造業PMI速報値
49.7 50.0
11月ユーロ圏サービス部門PMI速報値
53.1 53.0
11月英製造業PMI速報値
50.2 49.7
11月英サービス部門PMI速報値
50.5 52.3
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。東京市場で進んだ円高・ドル安の流れを引き継いで、欧州勢参入後も円買い・ドル売りが先行。前日の安値156.88円を下抜けると目先のストップロスを巻き込んで、一時156.56円まで値を下げた。
その後しばらくはもみ合いの展開が続いたが、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「米連邦準備理事会(FRB)はインフレ目標にリスクを与えることなく、短期的に利下げが可能」との見解を示すと、米利下げ観測が高まりドル売りが入った。日本時間24時には「増一行日銀審議委員は利上げ判断が近づいているとの考えを示した」との報道が伝わり、全般円買いが活発化。24時過ぎに一時156.20円と日通し安値を更新した。
ただ、押し目を拾いたい向きは多く、売り一巡後は下げ渋る展開となった。米労働省労働統計局(BLS)は「10月米消費者物価指数(CPI)の発表を取りやめ、11月分の発表は12月18日に延期する」と明らかに。雇用統計に続きCPIも12月9-10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)前に発表されないことになり、市場では「12月の利下げが難しくなった」との受け止めから、ドルを買い戻す動きが見られた。
・ユーロドルは上値が重かった。日本時間夕刻に一時1.1552ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出た。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言が伝わると1.1520ドル台まで下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的。10月米CPIの発表中止や11月米CPIの公表延期が伝わると、一時1.1491ドルと6日の安値に面合わせした。
なお、コリンズ米ボストン連銀総裁は「現在の金利水準は現時点では適切」「失業率は比較的低い、インフレは依然として高い」と述べたほか、ローガン米ダラス連銀総裁は「12月の利下げを支持するのは難しい」「しばらくは金利を据え置くべき」と述べ、12月の利下げに慎重な姿勢を示した。
・ユーロ円は軟調。東京市場で進んだ円高の流れを引き継いで、欧州勢参入後も円買いが進んだ。NY市場に入り、日銀の利上げ観測や為替介入への警戒感が高まると全般円買いが活発化し、一時179.77円と日通し安値を更新した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。前日の米株安や本日のアジア株安を受けて投資家心理が悪化すると売りが先行したものの、一巡後はじりじりと買い戻しが入り上げに転じた。ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が買われたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は反落。前日の米国株相場や本日のアジア株相場の下落を受けて投資家心理が悪化すると、欧州株全般に売りが波及した。個別ではシーメンス・エナジー(10.08%安)やラインメタル(7.18%安)、インフィニオンテクノロジーズ(3.69%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.11.22
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作成日
:2025.11.22
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最終更新
:2025.11.22
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