作成日
:2025.09.16
2025.09.18 03:25
NY時間のドル円は、本日から始まる米連邦公開市場委員(FOMC)を控えて限られた値動きになりそうだ。FOMCではトランプ米大統領による大幅利下げ圧力はあるものの、25ベーシスポイントの引き下げ予想がコンセンサス。ただ、利下げ幅が予想通りだった場合でも、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見や、今回は四半期に一度のドットプロットも発表されることで、明日は神経質に動くことになるだろう。
本日のアジア時間では、円買いが進んだ要因として「小泉農林水産相は、現政権の考えを引き継いで利上げを支持する可能性」との声がある。ただ、他候補が総裁になった場合でも、米国からの圧力もあり利上げは既定路線でサプライズではない。それよりも市場が注目しているのは、加藤財務相が小泉陣営の選対本部長を務めることに決定したこと。加藤氏と組んだことで、小泉政権になれば、経済対策は財務省の方針を組んだ財政健全派になることは濃厚で、財政悪化懸念の後退で円買い要因になる。
一方で、対抗とされている高市氏は財政拡大派・利上げ否定派とされているが、1年前とは本邦のインフレ動向等も違うことで、これまで通りの見解を示すのかは不透明のままだ。今後の高市氏の発言や、自民党の総裁選の行方が相場を動かす要因になりそうだ。
なお、経済指標では8月米小売売上高、8月米輸入物価指数、8月米鉱工業生産ほか複数が発表される予定。どの指標も予想と結果に大きな乖離があった場合には、市場が動意づくだろう。また、20年債の入札が予定されていることで、入札結果次第で米債市場が動意づいた場合は、為替市場も反応することになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・基準線147.68円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、先月14日安値146.21円。
(松井)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.16
作成日
:2025.09.16
最終更新
:2025.09.18
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小
2025.10.02 19:00
SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用
2025.10.01 19:00
Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意
2025.09.29 19:30
【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声
2025.09.29 19:00
話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?
2025.09.26 19:30
「Exnessにそっくり?」FXGT公式サイトがリニューアル
2025.09.26 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー