作成日
:2025.07.31
2025.08.01 08:12
本日のロンドン為替市場では、序盤は植田日銀総裁の定例会見を受けた円相場中心の動きとなりそうだ。米国は15%の高い関税率を日本製品に賦課するものの、日米の貿易協議はひとまず決着。最悪な展開は免れたとし、金融政策を遂行するうえで障害とされたトランプ関税による「不確実性」が薄まった。そういったなか植田総裁が、市場が次の一手とみる「追加利上げ」について、何かしらのヒントを示すのか注目される。
昨日のドル円は、好調な米経済指標やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の早期利下げ慎重スタンスを受けて149円半ばまで上昇した。一方ユーロ円はユーロドルの下げにより反応し、170円半ばまで下落。執筆時点では170円手前まで下げ幅を広げている。前回の日銀会合は6月17日であり、そこからユーロ円は今週初につけた173.97円まで約7円上昇した。ユーロ円のここ数日の下押しを調整とみるか、または天井を打ったとみるかは、本日の日銀金融イベントに左右されそうだ。
昨日の米指標やパウエルFRB議長の会見を受け、ユーロドルは1.14ドルに迫る水準まで5日続落した。本日はドイツやフランスの7月消費者物価指数(CPI)速報値や、ドイツの同月雇用統計が発表予定。相場の反応が鈍いときも多いが、ユーロ相場の地合いが弱いだけに、予想を下回るようだとユーロドルが下値余地を探る展開もありそうだ。
ただし、欧州午後(NY序盤)にはFRBが重要視する個人消費支出(PCE)デフレーターの6月分が発表される。結局は米指標の結果に市場は左右される、ということになるかもしれない。
想定レンジ上限
・ユーロ円、30日高値171.55円
・ユーロドル、ピボット・レジスタンス1の1.1518ドル
想定レンジ下限
・ユーロ円、2日安値169.04円
・ユーロドル、5月30日安値1.1313ドル
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.31
作成日
:2025.07.31
最終更新
:2025.08.01
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
FXONのビットコインスプレッドはどこまで有利か?使ってみて分かった実力
2025.08.22 19:00
トレードなしで参加OK!FXON「Switch2争奪キャンペーン」第2弾がスタート
2025.08.19 19:00
【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも
2025.08.12 19:00
Exnessの出金方法から銀行振込が一時削除!?現在は復旧も今後は代替手段の検討が必要か
2025.08.06 19:00
【当サイト限定】FXONの口座開設でボーナス15,000円をプレゼント!既存ユーザーも対象
2025.08.01 19:30
【本音で比較】海外FXのドル円スプレッドを3ヶ月徹底調査|数千円も業者によってお得に
2025.08.01 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー