作成日
:2025.07.30
2025.07.30 06:05
29日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4日続落。終値は1.1547ドルと前営業日NY終値(1.1589ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ安水準となった。米国と欧州連合(EU)の貿易交渉合意を受けて投資家心理が改善した半面、合意内容を巡っては一部で欧州経済の先行き不安が浮上。22時過ぎに一時1.1519ドルと6月23日以来の安値を更新した。ただ、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると1.1560ドル付近まで下げ渋るなど、相場は大きな方向感が出なかった。
市場の関心は明日30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表や今週末の7月米雇用統計に向いており、方向感が出にくい面もあったようだ。
ドル円は4営業日ぶりに小反落。終値は148.46円と前営業日NY終値(148.53円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。22時30分過ぎに一時148.81円と日通し高値を付けたものの、16日の高値149.18円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時30分前には148.34円まで下押しした。
今週はFOMCや日銀金融政策決定会合など日米金融政策発表や週末の米雇用統計など重要指標が相次ぐため、様子見ムードも強く方向感に乏しい展開となった。
なお、中国政府によると「スウェーデンで開催されていた米中閣僚級協議では、両政府が互いに一時停止中の関税措置について停止期間をさらに延長することで合意した」と伝わった。これについてベッセント米財務長官は「対中関税休戦の最終決定はトランプ大統領が下す」「対中関税延長の決定はトランプ大統領次第」と述べ、米中は関税導入の停止期限を延長する条件を巡り協議を継続すると説明した。
ユーロ円は続落。終値は171.42円と前営業日NY終値(172.15円)と比べて73銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、米国株相場の失速に伴う売りが出ると一時171.05円と日通し安値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:148.16円 - 148.81円
ユーロドル:1.1519ドル - 1.1599ドル
ユーロ円:171.05円 - 172.32円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.30
作成日
:2025.07.30
最終更新
:2025.07.30
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