作成日
:2025.05.23
2025.05.23 06:26
(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.01円(前営業日比△0.33円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.45円(▲0.34円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1281ドル(▲0.0050ドル)
ダウ工業株30種平均:41859.09ドル(▲1.35ドル)
ナスダック総合株価指数:18925.73(△53.09)
10年物米国債利回り:4.53%(▲0.07%)
WTI原油先物7月限:1バレル=61.20ドル(▲0.37ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=3295.0ドル(▲18.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月米製造業PMI速報値
52.3 50.2
5月米サービス部門PMI速報値
52.3 50.8
5月米総合PMI速報値
52.1 50.6
4月米中古住宅販売件数
(年率換算件数)400万件 402万件
(各市場の動き)
・ユーロドルは4日ぶりに反落。欧州時間発表の5月の仏・独・ユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことを受けてユーロ売り・ドル買いが進行。NYの取引時間帯に入ると、足もとで進んでいた米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」を巻き戻す動きが活発化し、2時30分前に一時1.1256ドルと日通し安値を更新した。
米議会下院はこの日、トランプ米大統領の看板政策である大型減税を盛り込んだ法案を可決。米財政悪化を巡る懸念から米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.6247%前後と2月12日以来の高水準を付けたものの、NY終盤には4.52%台まで低下した。
・ドル円は4日ぶりに反発。日本時間夕刻に一時142.81円と7日以来の安値を付けたものの、同日の安値142.42円や6日の安値142.36円がサポートとして働くと買い戻しが進んだ。21日(日本時間22日)の日米財務相会談で「為替水準に関する議論」が見送られたことを受けて、円安是正の思惑が後退したことも相場を下支えした。
NY市場では5月米PMI速報値が予想より強い内容だったことが伝わり、円売り・ドル買いが優勢に。米国株相場や米国債相場の持ち直しとともにドル買い戻しも優勢となり、2時30分前に一時144.33円付近まで値を上げた。もっとも、東京時間につけた日通し高値144.40円がレジスタンスとして意識されると143.90円付近まで押し戻された。
なお、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議はこの日、「不確実性の高まりが世界経済や金融に影響を与えるとの認識を共有」「2017年5月の為替相場コミットメントを再確認」とした共同声明を採択して閉幕した。
・ユーロ円は続落。日本時間夕刻に一時161.81円まで売られた影響が残ったものの、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。ドル円の持ち直しに伴う円売り・ユーロ買いが出て、4時30分前に162.60円付近まで下げ幅を縮めた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落。米財政悪化を巡る懸念から売りが先行したものの、5月米PMI速報値が予想より強い内容だったことが分かると買い戻しが優勢に。一時220ドル超上昇した。ただ、引けにかけては再び売りが強まり下げに転じた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。米債券相場が反発したことが安心感につながった。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。米議会下院はこの日、トランプ米大統領の看板政策である大型減税を盛り込んだ法案を可決。米財政悪化を巡る懸念から売りが先行し、利回りは一時4.6247%前後と2月12日以来の高水準を付けた。ただ、米上院での審議を待ちたいとの思惑もあり、そのあとは買い戻しが優勢となった。
・原油先物相場は3日続落。一部通信社が関係者の話として、石油輸出国機構(OPEC)プラスが「7月に原油生産の拡大の可能性」を協議していると報じた。これを受けて時間外から売り圧力が強まると、一時60ドル前半まで下落した。もっとも、ニューヨーク勢の参入後は下値を切り上げる動きに。米国の景気指標が予想より強く、エネルギー需要拡大を期待した買いが支えとなった。
・金先物相場は4日ぶりに反落。時間外から持ち高調整の売りが優勢だった。5月購買担当者景気指数(PMI)が総じて予想より強く、安全資産とされる金の重しとなった。為替でドルが対ユーロで強含むと、割高感が生じたドル建て金は一時3280ドル割れまで売り圧力が強まった。
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.05.23
作成日
:2025.05.23
最終更新
:2025.05.23
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
ビットコイン11万ドル突破で史上最高値更新、強気派は上昇継続の見通し
2025.05.22 20:00
4月のFX・債券・株式の取引高が増加、ボラティリティの高まりとリスク回避が一因
2025.05.22 19:30
CEOが顔出ししている海外FX業者はある?情報を公開するリスクとは
2025.05.21 19:00
FXONの口座開設方法は?登録から本人確認(アカウント認証)までの流れを解説
2025.05.16 19:30
Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは
2025.05.16 19:00
FXONがグランドオープンキャンペーンを開催!ティッカーメーターをプレゼント
2025.05.15 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー