作成日
:2025.05.14
2025.05.14 06:05
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1185ドルと前営業日NY終値(1.1087ドル)と比べて0.0098ドル程度のユーロ高水準となった。米労働省が発表した4月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容となったことが分かると全般ドル売りが先行。5時30分過ぎに一時1.1195ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.91まで低下した。
ただ、市場では「関税の影響を背景にインフレ見通しは引き続き不透明。米連邦準備理事会(FRB)が夏終盤まで利下げを再開しないという見通しを変えるには至らない」との声が聞かれた。
なお、クノット・オランダ中銀総裁は「不確実性は短期的にインフレと成長の両方にとってマイナス」と述べたほか、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「夏までに追加利下げの可能性」「トランプ関税は欧州ではなく米国のインフレを加速させる」などと語った。
ドル円は反落。終値は147.48円と前営業日NY終値(148.46円)と比べて98銭程度のドル安水準だった。米CPIの発表を前に買い戻しが先行すると148.27円付近までじり高となったが、アジア時間に付けた日通し高値148.48円を上抜けることは出来なった。米CPIの下振れを受けて全般ドル売りが優勢になると、アジア時間に付けた147.65円を下抜けて一時147.38円まで値を下げた。
なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「インフレはなく、ガソリンやエネルギー、食料品、ほぼすべての価格は下落している。FRBは欧州や中国のように利下げをするべき」と投稿した。
ユーロ円は続伸。終値は164.96円と前営業日NY終値(164.59円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。ナスダック総合が1.6%超上昇するなど米国株相場が底堅く推移するとリスク・オンの円売り・ユーロ買いが優勢となった。0時30分前に一時165.21円と昨年11月8日以来約半年ぶりの高値を付けた。
本日の参考レンジ
ドル円:147.38円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1195ドル
ユーロ円:164.13円 - 165.21円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.05.14
作成日
:2025.05.14
最終更新
:2025.05.14
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