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【指標発表予定】15:00 2月英GDPなど

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New update 2025.04.11 14:46

update 2025.04.11 14:46

○15:00 2月英国内総生産(GDP)


前回値 前月比▲0.1%

予想  前月比0.1%

重要度 高


○15:00 2月英鉱工業生産


前回値 前月比▲0.9%/前年比▲1.5%

予想  前月比 横ばい/前年比▲2.3%

重要度 中


○15:00 2月英製造業生産指数


前回値 前月比▲1.1%

予想  前月比0.2%

重要度 中


○15:00 2月英商品貿易収支


前回値 178.49億ポンドの赤字

予想  175.50億ポンドの赤字

重要度 低


○15:00 2月英貿易収支


前回値 5.96億ポンドの赤字

予想  14.00億ポンドの赤字

重要度 低


※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。改は改定値、▲はマイナス。



(越後)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.04.11


Date

作成日

2025.04.11

Update

最終更新

2025.04.11

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DZHフィナンシャルリサーチ

株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
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update2025.04.18 (金) 19:00
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Bybitが一部のWeb3サービスを段階的に廃止|計12のサービスが対象に

2025年4月16日、大手海外取引所のBybit(バイビット)が、同社のWeb3関連サービスの一部を段階的に廃止すると発表しました。廃止対象となるのは、クラウドウォレットやNFTマーケットプレイスなど計12のサービスです。該当するサービスの利用者は、資産の移動など早急な対応が必要となります。目次[非表示]Bybitが一部のWeb3サービス廃止を発表廃止されるサービス廃止されないサービスサービス廃止に伴う注意点クラウドウォレットキーレスウォレットDEXプロおよびスワップ&ブリッジサービスNFTマーケットプレイスサービス廃止前の対応を忘れずにBybitが一部のWeb3サービス廃止を発表海外取引所のBybit(バイビット)が、一部のWeb3サービスを段階的に廃止することを発表しました。今回の発表でBybitは、同社のWeb3サービスの「最適化」を行うと述べています。この動きは、オンチェーンエコシステムの進化と、より高品質なサービスの提供を目的としているようです。Bybitはこの最適化において、特定の製品・サービスを段階的に廃止し、ユーザーファーストを第一に考えるアプローチを維持しつつ、より開かれた効率的なWeb3の未来に向けて取り組むことを強調しています。廃止されるサービス本記事執筆時点(2025年4月18日)において、廃止が予定されているBybitのWeb3関連サービスは以下のとおりです。製品カテゴリーサービス名廃止予定日ウォレットクラウドウォレット2025年5月31日キーレスウォレット2025年5月31日マーケットプレイスインスクリプション2025年4月8日NFTプロ2025年4月8日NFTマーケットプレイス2025年5月31日トレードマーケット2025年5月31日DEXプロ2025年5月31日スワップ&ブリッジ2025年5月31日ApeX2025年4月8日暗号資産の購入2025年4月8日資産運用IDO2025年4月8日Web3ポイント2025年4月28日ウォレットサービス名廃止予定日クラウドウォレット2025年5月31日キーレスウォレット2025年5月31日マーケットプレイスサービス名廃止予定日インスクリプション2025年4月8日NFTプロ2025年4月8日NFTマーケットプレイス2025年5月31日トレードサービス名廃止予定日マーケット2025年5月31日DEXプロ2025年5月31日スワップ&ブリッジ2025年5月31日ApeX2025年4月8日暗号資産の購入2025年4月8日資産運用サービス名廃止予定日IDO2025年4月8日Web3ポイント2025年4月28日なお、Bybitによると、廃止日が過ぎたサービスについても一時的にUIが表示され、アクセス可能に見える場合があるとのことです。これはシステム反映に時間がかかるためで、実際には機能は停止しており、操作を完了できない可能性が高いとしています。今後廃止予定のサービス(4月28日および5月31日廃止)についても、上記の廃止予定日以降、順次無効化される予定となっています。これらのサービスを利用して資産を保有している方は、早めに資産を移すなどの対応をしておきましょう。廃止されないサービス一方で、本記事執筆時点(2025年4月18日)において、今後も利用可能とされているWeb3関連サービスは以下のとおりです。シードフレーズウォレットエアドロップアーケードステーキングDAppsこれらのサービスは引き続き利用可能ですが、Bybitは今後も製品・サービスの最適化を継続する方針を示しています。そのため、継続予定のサービスについても、今後の発表に注目しておくことが重要です。特にシードフレーズウォレットは、廃止されるクラウドウォレットやキーレスウォレットからの資産移行先として推奨されているため、利用を検討している方は今後の機能や安全性にも注意を払うとよいでしょう。サービス廃止に伴う注意点Bybitの発表では、ウォレットやNFTマーケットプレイスなど、主にユーザーの資産が保管されているサービスについて、資産の移行手順が案内されています。主要なサービスの対応方法を見ていきましょう。クラウドウォレットクラウドウォレットは、2025年5月31日午後9時(日本時間)をもって廃止されます。この日までに、すべての資産を他のウォレットに移動させる必要があります。期限内に対応しなかった場合、残っている資産を取得するためにKYC認証が必要になる可能性があるとのことです。資産の移動にあたっては、以下の点に注意しましょう。転送に必要なガス代となるトークンを確保するBybitの資金調達アカウントやシードフレーズウォレットに資産を転送するステーキングしているトークンは、事前にステーキングを解除する転送完了後は、誤入金防止のためにアドレス帳から該当ウォレットを削除するなお、転送先としてメタマスクなどの外部ウォレットも利用可能です。キーレスウォレットキーレスウォレットも、同じく2025年5月31日午後9時(日本時間)をもって廃止されます。こちらも期限までに資産を移動させることが推奨されています。資産の移動にあたっては、以下の点に注意しましょう。転送に必要なガス代となるトークンを確保し、資産を移動するキーレスウォレットを引き続き使いたい場合は、今後導入される秘密鍵のエクスポート機能を利用するエクスポートした秘密鍵は、別のウォレットにインポート可能なお、Bybitはユーザーの秘密鍵を保存しないため、エクスポート後はBybitのキーレスウォレットは削除されます。DEXプロおよびスワップ&ブリッジサービスDEXプロおよびスワップ&ブリッジサービスも、2025年5月31日午後9時(日本時間)をもって廃止されます。サービス終了後は以下のような変更が生じます。Bybit Web3を通じた同一チェーン間および異なるチェーン間のスワップが不可にマーケットページの機能(おすすめの資産やトークンチャートなど)が削除ただし、ウォレット内の資産そのものには影響がなく、サードパーティのDEX(分散型取引所)を利用してトークンの取引を継続することは可能です。NFTマーケットプレイスNFTマーケットプレイスも2025年5月31日以降に廃止される予定です。サービス終了後は、プラットフォームへのアクセスが不可となり、NFTマーケットプレイスアカウントに残っているNFTの引き出しや取引もできなくなります。サービス終了前に、所有するNFTの移動を完了させておきましょう。なおBybitは、サービス終了後はOpenSeaなどの他のプラットフォームでNFT取引を継続できると案内しています。また、Web3ウォレットに保持されているNFTプロ資産については、NFTマーケットプレイス廃止の影響はないとも述べています。サービス廃止前の対応を忘れずにBybitの今回の発表は、同社におけるWeb3エコシステムの最適化に向けた取り組みの一環と位置付けられています。廃止されるサービスの利用者は、保管している仮想通貨(暗号資産)やNFTについて、期限内に対応をすることが極めて重要です。また、資産の移動にあたっては、十分なガス代の確保やステーキングの解除など、事前の準備も行っておきましょう。シードフレーズウォレットやステーキングなどの継続予定のサービスについては、引き続き利用可能ですが、今後状況が変わる可能性はあります。最新情報は常にチェックしておくことを心がけましょう。
update2025.04.17 (木) 19:30
FXブローカー 話題のニュース

Titan FXがCNHJPY・USDCNHのスプレッドを50%縮小!実測値で比較

優れた取引環境で知られる海外FX業者のTitan FX(タイタンエフエックス)が、人民元通貨のペアのスプレッドを50%縮小したことを発表しました。対象となるのは人民元円(CNHJPY)とドル人民元(USDCNH)です。中国に対する米国の関税政策を背景に、直近の人民元相場は値動きが激しくなっており、注目を集めています。本記事では当サイトが提供しているスプレッド比較ツールを使用して、どの程度スプレッドが縮小されたのか検証し、主要な海外FX業者と比較しました。目次[非表示]人民元通貨ペアのスプレッドを50%縮小USDCNHは実測値で50%縮小CNHJPYは実測値で最大で約70%縮小主要な海外FX業者と人民元通貨ペアのスプレッドを比較USDCNHCNHJPY今後のCNHJPY・USDCNH相場の行方CNHJPY・USDCNHの取引コストを節約人民元通貨ペアのスプレッドを50%縮小スプレッド比較ツールで縮小前と縮小後のCNHJPY・USDCNHのスプレッドを比較したところ、実際にスプレッドが50%近く縮小していることを確認できました。ただし、取引する口座やタイミングによっては、今回のスプレッド縮小の効果を十分に活かせない可能性があるので注意しましょう。USDCNHは実測値で50%縮小Titan FXのスタンダード口座とブレード口座のMetaTrader4(MT4)版とMetaTrader5(MT5)版を比較しています。グラフの左半分のスプレッドが大きく拡大している部分は、週末から週明けにかけてのスプレッドです。週末・週明けは市場の流動性が低下するため、Titan FXに限らずスプレッドが拡大する傾向にあります。早朝も同様の理由でスプレッドが拡大するため、これらのタイミングでの取引は避けたほうが良いでしょう。スプレッド縮小前のスタンダード口座のスプレッドは約6pipsで、縮小後は3pips前後となっています。ブレード口座の縮小幅は50%には達していませんが、約10pipsから約7pipsまでスプレッドが低下しています。また、口座タイプが同じであれば、MT4/MT5でもスプレッドに差はないことも確認できました。縮小幅に差はありますが、どちらの口座も以前より低コストで取引できるようになったといえます。CNHJPYは実測値で最大で約70%縮小CNHJPYでは、時間帯によっては50%以上スプレッドが縮小していることが分かりました。スタンダード口座・ブレード口座でスプレッドに差はなく、どちらの口座タイプも縮小前は約6pipsで推移しており、縮小後は2pips前後まで縮小しています。タイミングによっては、縮小前の1/3のコストで取引できるでしょう。また、CNHJPYにおいても、MT4とMT5の違いによるスプレッドの差はありません。自身が使い慣れた取引ツールを使用すると良いでしょう。USDCNHと同様にCNHJPYでも、週末や週明け、早朝はスプレッドが拡大するため、取引する際は注意が必要です。リアルタイムのスプレッドは下記のページでご確認いただけます。参照:リアルタイム スプレッド比較主要な海外FX業者と人民元通貨ペアのスプレッドを比較主要な海外FX業者とTitan FX(タイタンエフエックス)のUSDCNH・CNHJPYのスプレッドを比較します。掲載しているグラフは2025年4月16日時点のものです。USDCNH海外FX5社と、縮小後のTitan FXのUSDCNHのスプレッドを比較します。その結果、Titan FXのスプレッドはその中で最も低水準であり、取引コストを抑えられることが分かりました。Titan FXのスプレッドは3pips前後で推移しています。2番目にスプレッドが狭かったのはThreeTrader(スリートレーダー)の約3.5pipsで、Titan FXと0.5pips程の差があります。Titan FXとThreeTraderは、取引環境を重視している海外FX業者で、他の銘柄でも他社よりスプレッドが狭くなる傾向にあるため、取引コストを節約できます。しかし、2社とも常設のボーナスを提供していないため、ボーナスを活用しながら取引したい場合は、他の業者も検討する必要があるでしょう。CNHJPYUSDCNHと比較すると、CNHJPYを取り扱っている海外FX業者が少ない上に、信頼性の高い業者となると数が限られます。USDCNHのスプレッドは、比較した海外FX業者の中ではTitan FXが2番目の水準という結果になりました。今回比較した3社の中でも最もスプレッドが狭かったのは、easyMarketsで1pipsとなっています。Titan FXのスプレッドは2pipsで、easyMarketsとの差は1pipsです。3社のスプレッドにUSDCNH程の差はありませんが、BigBoss(ビッグボス)と比較するとTitan FX・easyMarkets(イージーマーケッツ)のスプレッドは安定しています。CNHJPYを取引するのであれば、Titan FXかeasyMarketsが良いでしょう。今後のCNHJPY・USDCNH相場の行方最近の米国・中国の関税の応酬を背景に、直近の人民元相場は値動きが激しくなっています。トランプ大統領が中国に対する関税を引き上げたことで、人民元は今後さらに下落する可能性が指摘される一方で、中国は人民元の大幅な切り下げを回避するという予測もあり、市場では見方が分かれています。人民元の急落は金融市場を不安定化させる可能性があるため、中国は段階的な人民元の切り下げを行い、急激な人民元安の抑制に動くと見られています。一部のトレーダーは人民元の下落により、トレンドが発生するのではないかと注目しているようです。今回、Titan FX(タイタンエフエックス)がCNHJPY・USDCNHのスプレッドを引き下げたのは、そういったニーズに応えるためと考えられます。参照:Titan FXの特徴は?取引環境とキャンペーンに注目のブローカーCNHJPY・USDCNHの取引コストを節約スプレッド比較ツールでは、実際にTitan FX(タイタンエフエックス)のスプレッドが縮小されていることが確認できました。CNHJPYでは50%を超える縮小も確認され、最大で従来の1/3のコストで取引できるようになっています。人民元相場は今後しばらくは、米国と中国の関税・貿易摩擦問題の動向に左右される状態が続くことが予想されます。スプレッドが拡大する時間帯に注意が必要ではありますが、ボラティリティを活かすことで大きな利益も期待できるでしょう。スキャルピングなどの小さな値幅を狙う取引では、スプレッドが損益に大きな影響を与えます。人民元通貨ペアのスプレッドが狭いTitan FXを利用すれば、他のFX業者よりも有利な条件でCNHJPY・USDCNHを取引できるでしょう。
update2025.04.17 (木) 19:30
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GEMFOREX問題が大手メディアに掲載、世論を動かせるか注目

複数の大手メディアがGEMFOREX問題を取り上げたことが話題になっています。GEMFOREX騒動の経緯や2億円が未出金のままになっている元ユーザーの体験談などが掲載されています。2025年4月11日にX(旧Twitter)で、「GEMFOREXを炎上させる」と投稿したことで注目を集めていた元GEMFOREXユーザーが、4月17日に集めた情報を公開すると予告していました。該当する元ユーザーとその関係者が大手メディアに情報を提供したものと見られます。ネット上ではこの件を拡散して、世論を動かして事件化しようとする動きもあり、動向が注目されています。GEMFOREX騒動の経緯は、下記の記事で解説しています。目次[非表示]被害者の声ラーメンキング氏の2億円が凍結された証言被害額総計・人数・最高被害額などの調査結果「訴えても泣き寝入り」の現状事件化されない理由と制度の穴海外無登録業者の監視限界決済代行会社の「逃げ道」実質的経営者の存在と証拠業界関係者の証言から見える実質経営の構図ターゲットが日本人であったことは明白後がない元GEMFOREXユーザー読者の意見は賛否両論社会問題・事件として世論を動かせるか被害者の声公開された記事には、実際にGEMFOREX騒動に巻き込まれた元ユーザーの現状や体験談が掲載されています。2億円を出金できなくなった元ユーザーの声や被害者コミュニティについても掲載されており、騒動による被害の大きさも明らかになりました。ラーメンキング氏の2億円が凍結された証言FX歴12年のラーメンキング氏は、騒動に巻き込まれたユーザーの一人で、GEMFOREXに預けていた2億円が未出金のままになっています。無登録業者を利用することにリスクは認識しているとした上で、当時GEMFOREXが元サッカー選手のデビッド・ベッカム氏とアンバサダー契約を結んでいたことに加えて、出金も早かったため完全に信頼していたと語っています。SNSでGEMFOREXで出金できないとする投稿が増えても、「大丈夫だろう」とすぐに出金せずに放置した結果、ある日突然取引ツールを使用できなくなり、出金できなくなったと証言しています。2022年11月時点では1,000万円の出金ができたものの、それ以降は3万円しか出金できず、資金の大半は返金されていないとしています。被害額総計・人数・最高被害額などの調査結果別の被害者である北山氏(仮名)の証言によると、参加している被害者コミュニティには73名が所属しており、被害総額は約3億7300万円にのぼるとされています。メンバーの中で最も被害額が大きな元ユーザーは3,000万円以上の被害を受けており、被害額が1,000万円を超えるユーザーが11名いると証言しています。GEMFOREXは破綻を発表した際に、決済代行会社に50億円を持ち逃げされたことを破綻の原因の一つとして挙げていました。北山氏も被害者は全国に1,000人以上いて、被害総額は50億円以上と証言しており、多くの元ユーザーが苦しんでいることが明らかになりました。現在確認されている被害の中でも、前述のラーメンキング氏の被害額が最高額と見られます。「訴えても泣き寝入り」の現状SNSや被害者のオープンチャットでは、警察に被害届を提出したことを報告するユーザーも見受けられます。しかし、北山氏は「この手の事件は扱いたくないのか被害届をなかなか受理してもらえないようです」と話しています。実際、ネットで被害届の提出を報告する元ユーザーの投稿はあるものの、その後に事件として扱われた事例は確認できていません。多くの元ユーザーが泣き寝入り状態にあるのが現状です。そのため、返金を諦めざるを得ないユーザーも多いようです。事件化されない理由と制度の穴GEMFOREXによる被害がなかなか事件化されない理由はいくつか考えられます。運営会社が海外の法人であること、決済代行会社がグレーな手法を使用している点が事件化を難しくしています。海外無登録業者の監視限界日本国内向けにFX業者としてサービスを提供するには、金融庁の許可が必要ですが、一般的に海外FX業者と呼ばれているブローカーは、許可を受けずに営業しています。金融庁は海外無登録業者のリストを公開し、トレーダーや投資家に対して該当する業者を利用しないよう注意を呼びかけています。しかし、海外FX業者は基本的に日本の法律が適用されない海外に拠点を置いているため、実態の把握が困難でユーザーとの間にトラブルが発生しても、追及が難しく警告に留まっているのが現状です。加えて、海外FX業者の数は非常に多く、当局がすべての業者を監視することは困難です。これらの理由から、海外FX業者による国内向けの営業を止めることは難しいといえるでしょう。海外FX業者は国外の金融ライセンスで運営金融ライセンスとは、管轄地域を監督する機関に許可を取り、金融事業を運営するために必要な許可のことです。規制の厳しいライセンスを取得しているFX業者は、経営状態や運営などに一定の信頼性があると判断できます。ただし、日本へサービスを提供する法人のライセンスはオフショアライセンスであることが多いため、グループ全体で保有する金融ライセンスに注目しましょう。決済代行会社の「逃げ道」海外FX業者の銀行振込を使用して出金を行う際には、決済代行会社を介して送金します。海外FX業者が決済代行会社を利用する理由は、海外無登録業者であることが関係しています。海外無登録業者が、国内の金融機関で口座を開設することは困難です。そのため、海外FXは決済代行会社を使用する必要があります。しかし、こういった決済代行業者の一部では、逃げ道として出納代行スキームと呼ばれるグレーな方法を使用しているといわれています。出納代行スキームとは、海外FX業者に代わって出納代行業者名義の口座に資金を送金することで、規制をかわす手法です。出納代行スキームを用いた送金では、顧客自身が同意した上で送金しているため、詐欺として扱うことができません。加えて、取引が海外にまたがっているため、当局が介入するのが難しくなっています。海外FX業者では、頻繁に決済代行会社を変更することも珍しくないため、こういった業者をたどるのも容易ではありません。このような点も事件化を困難なものにしている一因になっていると考えられます。実質的経営者の存在と証拠GEMFOREXの運営会社は海外法人ではあったものの、関係者の証言では実質的な経営者は日本人であったとされています。GEMFOREXでは、サービスが日本製であることを打ち出していたため、多くの日本人被害者を生み出す原因になったと考えられます。業界関係者の証言から見える実質経営の構図GEMFOREXを運営していたGemTrade LLCの登記上の経営者は、外国人とされています。しかし、複数の業界関係者が実質的な経営者は、日本人のA氏だったと証言しています。また、被害者の一人である三上(仮名)氏も独自にGEMFOREXの調査を進める中で、関係者より「GemTrade LLCの外国人経営者はA氏が代表を務める、FX自動売買プログラムを提供する別会社で部下として働いていた人物」という証言を得たと語っています。FX自動売買プログラムを提供していた会社のセミナーに参加した別の関係者も、案内資料には代表としてA氏の名前が記載されていたと証言しています。そのため、出金遅延騒動の際も実質的な指揮を取っていたのはA氏と見られ、顧客の資金を仮想通貨に変えるという判断にも関与していた可能性があります。ターゲットが日本人であったことは明白業界関係者の証言からGEMFOREXは、日本人のA氏が経営していた会社であることがわかっています。実際、GEMFOREXは日本人が運営しているブローカーである点を売りにしていました。現在、GEMFOREXのWebサイトは閉鎖されていますが、同社は経営からサポート、システムまですべて日本製であることを謳っていました。これは、海外FX業者に対する新規ユーザーの不安を払拭するための謳い文句で、日本人ユーザーをターゲットにしていたことは明らかです。日本人被害者が多いことを認識していながら、Galaxy DAOのサポートは英語のみの対応となっている点も批判されています。このような対応もGEMFOREX・Galaxy DAOが元ユーザーの怒りを買う原因の一つになっているといえるでしょう。後がない元GEMFOREXユーザーGEMFOREXに限らず、海外FX業者が破産した場合、預けている資金を取り戻すのは難しいといわれています。GEMFOREX騒動から既に2年近く経っていることもあり、元ユーザーの間でも返金を諦めるような投稿が見受けられました。しかし、今回大手メディアにGEMFOREX騒動が取り上げられたことで、世間の注目を集められる可能性があります。社会問題として認知されれば、事件として扱ってもらえるのではと期待する元ユーザーも見受けられます。GEMFOREXとその事業を引き継いだGalaxy DAOによる返金は、現在に至るまで実現していません。騒動から時間がたっていることもあり、出金を諦めていた元ユーザーにとって、大手メディアへの記事掲載は事件化できる最後のチャンスになるかもしれません。読者の意見は賛否両論公開された記事の読者の間では意見が分かれています。自己責任とする意見も見受けられますが、GEMFOREXは初めから詐欺目的で設立された会社ではなかったことから、一定の理解を示すコメントも多いようです。トレーダーによるコメントも見られ、「海外FXの使いやすさは便利だが、国内FX業者と比較すると安全性に難がある。国内業者と海外FX業者を組み合わせて利用したほうが良さそう」など、自身に対する戒めのような書き込みも散見されます。今回の件で資金の安全な管理方法について改めて考えるトレーダーも多いようです。社会問題・事件として世論を動かせるか現在に至るまでGEMFOREXの騒動が、事件として扱われたケースは確認されていません。初めから詐欺目的で運営されていたわけではなく、FX業者としての実績があること、海外法人であることなどから、警察としても手を出しにくく、事件化が難しくなっていると考えられます。今回、大手メディアでGEMFOREX騒動が取り上げられたことをきっかけに、大きな動きを起こすことができれば当局を動かせる可能性があります。GEMFOREXが破綻した当初から資金を取り戻すのは難しいと言われていましたが、今回の件が元ユーザーにとっては最後のチャンスになるかもしれません。ネット上では、この件を拡散しようと同調する元ユーザーも見られ、動向が注目されます。今後も声を上げ続けて、騒動を風化させないことも重要といえるでしょう。
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仮想通貨WCTの将来性は?Web3インフラ「WalletConnect」の特徴や評判

仮想通貨(暗号資産)WCTは、ウォレットとDApps(分散型アプリケーション)を接続するオープンソースネットワーク「WalletConnect(ウォレットコネクト)」のネイティブトークンです。2025年4月10日には、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのWCTの取り扱いを発表しており、SNS上で注目を集めています。当記事では、仮想通貨WCTの将来性やX(旧Twitter)での評判、WalletConnectの特徴などを解説します。目次[非表示]仮想通貨WCTがBinanceローンチプールに登場仮想通貨WCTとはWeb3インフラとしての地位を確立複数のブロックチェーンに対応仮想通貨WCTの価格チャートX(旧Twitter)での評判仮想通貨WCTの将来性トークンセールでの資金調達確立されたエコシステムと長期実績ネットワークの分散化仮想通貨WCTのトークノミクスWCTの配分先と比率仮想通貨WCTの使い道WalletConnectの特徴認証プログラムによる品質保証次世代機能よる使いやすさの向上仮想通貨WCTの買い方BybitでWCTを購入する方法Web3を支えるインフラプロジェクト仮想通貨WCTがBinanceローンチプールに登場2025年4月10日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)WCTの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。WCTのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2025年4月11日午前9時から4日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSD、USDCトークンの最大供給量:10億WCTローンチプールでの配布量:4,000万WCT(総供給量の4%)なお、Binanceには2025年4月15日午後8時(日本時間)に上場しており、以下の通貨ペアで取引可能です。WCT/USDTWCT/USDCWCT/BNBWCT/FDUSDWCT/TRY仮想通貨WCTとは仮想通貨(暗号資産)WCTは、ウォレットとDApps(分散型アプリケーション)を接続するオープンソースネットワーク「WalletConnect(ウォレットコネクト)」のネイティブトークンです。WalletConnectは、安全かつ相互運用可能なプロトコルを通じて、ユーザーがあらゆるブロックチェーン上のDAppsにシームレスに接続できる環境を提供しています。画像引用:WalletConnectWCTは、ネットワーク内での手数料の支払い、報酬、ステーキング、ガバナンスなどに利用されます。Web3インフラとしての地位を確立WalletConnectは2018年の設立以来、Web3分野における重要なインフラとして地位を確立してきました。これまでに600以上のウォレットと61,500以上のアプリケーションに採用されており、2億7,500万以上の接続を促進しています。複数のブロックチェーンに対応WalletConnectの特徴は、特定のブロックチェーンに依存しない点にあります。イーサリアム(Ethereum)やそのレイヤー2だけでなく、ソラナ(Solana)、コスモス(Cosmos)、ポルカドット(Polkadot)、ビットコイン(Bitcoin)など複数のブロックチェーンで機能し、優れたオンチェーン体験を提供しています。仮想通貨WCTの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)WCTは2025年4月15日の上場後、約68円まで上昇しました。その後は緩やかな下落が続いていましたが、当記事執筆時点(2025年4月16日)では、約77円までの急騰を見せています。韓国の大手取引所Upbitでの上場が理由と考えられ、今後もこの上昇が継続していくのか要注目です。X(旧Twitter)での評判X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)WCTに期待する反応が多く見られます。あるユーザーは、「WalletConnectはウォレットとDApps(分散型アプリケーション)の接続方法に革命を起こし、ガバナンスとステーキングを通じてコミュニティに力を与えることを目指している」と評価しています。別のユーザーからは、「WalletConnectは2018年からQRコードスキャンによるウォレット接続を提供している」と述べ、長い歴史と広範な採用実績を評価するコメントも見られました。仮想通貨WCTの将来性仮想通貨(暗号資産)WCTの将来性について、以下の3点から考察します。トークンセールでの資金調達確立されたエコシステムと長期実績ネットワークの分散化トークンセールでの資金調達プライベートラウンドでは、約1,000万WCTがエンジェル投資家や機関投資家に販売されました。また、BitgetやCoinListなどでもトークンセールを実施しており、幅広い投資家がプロジェクトの発展と成長に期待していると考えられます。これらを通じて集められた資金により、開発チームは今後も長期的な開発を継続できると考えられます。確立されたエコシステムと長期実績WalletConnectは2018年の設立以来、Web3分野における重要なインフラとして機能しており、以下のような実績を持っています。約2億7,500万の接続を実現約4,500万人のユーザー数約1億WCTがステーキング済み約6万1,500のアプリケーションが採用約600のウォレットが採用約30万5,000人のトークン保有者これらの実績は、WalletConnectがWeb3分野で確立した地位を示しており、WCTトークンの価値を高める要素になるといえるでしょう。ネットワークの分散化WalletConnectが次に描いているのは、ネットワークの分散化です。ネットワークの回復力、プライバシー、検閲耐性を提供し、よりオープンで持続可能なエコシステムの実現を目指しています。WCTを活用した分散化が進むことでネットワークの信頼性と安全性が高まり、より多くのアプリケーションやウォレットの採用につながる可能性があります。仮想通貨WCTのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)WCTの総供給量は10億WCTに設定されており、初期流通量はそのうちの1億8,620万WCT(全体の18.6%)となっています。WCTの配分先と比率WCTの配分先と配分比率は、以下の通りです。配分先配分比率パブリックセール4.00%プライベートセール1.00%トークンワラント11.25%プロトコル開発7.00%シーズンエアドロップ13.50%バイナンスユーザー5.00%財団資金20.06%マーケットメーカー2.20%チーム18.50%報酬プール17.50%また、トークンのリリーススケジュールは以下の画像の通りです。上場から約半年間は、配分比率が高いチームなどの配分先はロックされ、トークン総供給量全体の20%程度しかロック解除されません。半年経過後は、各配分先で段階的にロック解除され、2028年11月には全てのWCTが放出されます。画像引用:Binance仮想通貨WCTの使い道仮想通貨WCTの使い道として、以下が挙げられます。手数料支払い報酬ステーキングガバナンス手数料支払い初期段階では、WalletConnectネットワークの利用にあたって手数料は徴収されませんが、将来的に手数料が導入される可能性があります。この手数料は、WCTトークンで支払われることになります。報酬WCTトークンは、ネットワークの安全性と効率性を維持するための貢献に対して、報酬として配布されます。ステーキングトークン保有者はWCTをステーキングすると、ネットワークのセキュリティ強化に貢献しながら報酬を獲得できます。また、ステーキングすることで、ガバナンスへの参加資格も得られます。ガバナンストークン保有者は、プロトコルの提案や変更に対して投票する権利があり、ネットワークの発展に影響を持ちます。これにより、コミュニティ主導の分散型ガバナンスが実現します。WalletConnectの特徴WalletConnectネットワークには、以下のような特徴があります。認証プログラムによる品質保証次世代機能よる使いやすさの向上認証プログラムによる品質保証WalletConnectは独自の認証プログラムを設けており、高品質なユーザー体験と優れた連携機能を持つウォレットに特別な報酬を提供しています。この取り組みによって、ウォレット開発者は品質向上に積極的に取り組むようになると考えられ、結果的にユーザーはより使いやすいウォレットを利用できるようになります。次世代機能よる使いやすさの向上WalletConnectは、スマートセッションやガス手数料簡素化への対応など、ユーザー体験を向上させるための開発にも取り組んでいます。これらの機能が実装されれば、より多くのユーザーが簡単にアプリやサービスを利用できるようになると考えられます。仮想通貨WCTの買い方2025年4月16日現在、仮想通貨(暗号資産)WCTは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるWCTの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)〇〇(バイナンス)〇〇(ゲート)〇〇(メクシー)〇〇(ビンエックス)〇〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇×(ズーメックス)××Bybit(バイビット)現物デリバティブ〇〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇×Zoomex(ズーメックス)現物デリバティブ××海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。BybitでWCTを購入する方法Bybitでは、3つの手順でWCTを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力内容を確認して購入手順1まずは以下のリンクをクリックし、WCTの購入ページ(WCT/USDT)にアクセスします。BybitのWCT購入ページへなお、Bybitを利用するには口座を開設し、本人確認(KYC)レベル1を完了させておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でWCTを購入するには、以下のように操作をして「WCTを買う」をクリックします。番号項目説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3注文価格購入したい数量を入力します。WCTはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。手順3内容を確認して「WCTを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したWCTは現物アカウント残高に反映されます。以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。Web3を支えるインフラプロジェクトWalletConnect(ウォレットコネクト)は、ウォレットとアプリをシームレスに接続するオープンソースプロトコルとして、Web3エコシステムで重要な役割を果たしています。すでに多数のウォレットやアプリケーションで採用されており、多くのユーザーを獲得していることからも、今後のWCTの動向には要注目です。
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