作成日
:2025.03.28
2025.03.28 13:43
本日のロンドン為替市場では、依然としてトランプ関税を意識した動きが続きそうだ。欧州株の動向でリスクセンチメントの強弱を測りながらの取引か。また英経済成長の減速が見込まれるなか、ポンドは2月英小売売上高の結果が注目される。
トランプ米大統領は関税強化策に固執しているが、政権は市場で過度な悲観論が広がるのは避けたいもよう。昨日も米株に売り圧力が強まると、米ホワイトハウス報道官から「関税の数字の一部は予想よりも控えめなものになる」との発言が伝わり、株価指数は下げ幅を縮めた。本日も米国の現物株取引が始まる欧州午後に、何らかのコメントが米国から伝わるかもしれない。
昨日はスポット応当日が月末・四半期末、本邦年度末だったということもあり、通常以上に実需フローが出ていたと思われる。本日も昨日ほどではないにしろ、末に絡んだ売買は想定しておきたい。特にロンドン16時のフィキシングでは荒い値動きになるかもしれず、週末ということもあり持ち高の管理には気を付ける必要があるだろう。
欧州序盤に発表される2月小売売上高は、総じて前回から下振れ予想。特に前月比は総合・自動車除くともにマイナス見込みだ。先日、英国の予算責任局(OBR)が2025年経済成長率見通しを従来2%から1%に引き下げた後でもあり、弱い経済指標にポンドは敏感に反応するのではないか。また同じタイミングで、改定値だが10-12月期国内総生産(GDP)の発表が予定されている。
ほか、ドイツから4月消費者信頼感指数(Gfk調査)や3月雇用統計が発表される。フランスも3月インフレ指標など、スイスから同月KOF景気先行指数、ユーロ圏では同月ユーロ圏経済信頼感指数などが発表予定。
想定レンジ上限
・ユーロドル、21日高値1.0861ドル
・ポンドドル、20日高値1.3015ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、200日移動平均線1.0728ドル
・ポンドドル、27日安値1.2871ドル
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.03.28
作成日
:2025.03.28
最終更新
:2025.03.28
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
FXONのスプレッドは狭い?他社との比較で分かった意外な結果
2025.03.28 19:00
キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン
2025.03.27 19:00
MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較
2025.03.26 19:30
XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除
2025.03.25 19:30
ビットコインを100万円分買ってみた!利益額などの投資結果を紹介
2025.03.25 19:00
ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説
2025.03.21 19:30
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー