作成日
:2025.03.28
2025.03.28 06:08
27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は151.05円と前営業日NY終値(150.57円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。米関税強化が米国内の物価上昇圧力を高めるとの観測から、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが進み、21時過ぎには一時151.09円まで上昇した。その後、3日の高値151.30円がレジスタンスとして意識されると150.58円付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。
米ホワイトハウスが「関税の数字の一部は予想よりも控えめなものになる」との見解を示すと、一時は310ドル超下落したダウ平均がプラス圏を回復。ドル円にも買い戻しが入った。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングにかけてはドル売りのフローも目立ったが、フィキシング通過後は再び強含み、1時30分過ぎに151.15円と日通し高値を更新した。
ユーロドルは7営業日ぶりに反発。終値は1.0801ドルと前営業日NY終値(1.0754ドル)と比べて0.0047ドル程度のユーロ高水準となった。この日発表の米経済指標は強弱入り混じる内容となったため、相場への影響は限定的で方向感に乏しい展開が続いた。ロンドン・フィキシングに向けてはドル売りのフローが目立ち、0時30分過ぎに一時1.0821ドルと日通し高値を付けたものの、フィキシング通過後は1.0800ドルを挟んだレンジ取引に終始した。
米商務省は明日28日に2月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)を発表する。当該指標は米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視しており、市場では「足もとのインフレ動向を確認したいとの思惑が広がっている」との声が聞かれた。
ユーロ円は続伸。終値は163.15円と前営業日NY終値(161.92円)と比べて1円23銭程度のユーロ高水準。円安が進んだ欧州市場の流れがNY市場でも続いた。22時30分過ぎには162.41円付近まで下押しする場面もあったが、売り一巡後は再び買いが優勢となり、2時過ぎに一時163.36円と日通し高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:150.06円 - 151.15円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0821ドル
ユーロ円:161.37円 - 163.36円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.03.28
作成日
:2025.03.28
最終更新
:2025.03.28
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