作成日
:2024.11.06
2024.11.06 13:43
本日のロンドン為替市場では、米大統領選の開票速報を受けてアジア序盤から見られた所謂「トランプ・トレード」が継続するかに注目。共和党候補のトランプ前大統領が優勢との報道から、米長期債が売られ(金利は上昇)、為替はドル高が進行した。トランプ氏の公約に関連した業界に資金が集まるとの期待感から、米株価指数先物も上値を伸ばしている。
ただし、ここからハリス民主党候補が盛り返すとの見方もあり、最終的な結果が判明するまでは予断を許さない状況は続きそうだ。なお執筆時点では、米議会選挙も上下両院ともに共和党が優勢のもよう。こちらも最終的に決着がつくまで時間がかかるとされ、もう暫く動向を見守る必要があるだろう。
ここから注意すべきは、「噂で買って、事実で売れ(Buy the rumor, sell the fact)」という格言の後半部分。米選挙が例え「レッド・スウィープ」(トランプ氏の勝利・上下両院で共和党が過半数)となった場合でも、トランプ氏が思い通りに立法できないという懸念は残る。上院共和党にはトランプ前大統領の弾劾裁判で有罪を支持した議員がまだ数名いるとされるからだ。そのため、一旦はポジションを手仕舞うというムードが広がるかもしれない。
なお欧州からは本日、改定値ではあるが仏独ユーロ圏の10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が発表予定。速報値から大きく上下に振れるようであれば、ユーロ相場の動意に繋がるかもしれない。ほか、複数の欧州金融当局者の講演が予定されているなかで、欧州午後のラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁のあいさつに注目したい。
想定レンジ上限
・ユーロドル、戻りめどは200日移動平均線1.0870ドル付近
想定レンジ下限
・ユーロドル、6月26日安値1.0666ドル。
(執筆:11月6日、11:30)
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2024.11.06
作成日
:2024.11.06
最終更新
:2024.11.06
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
仮想通貨USUALの将来性は?RWA活用のステーブルコインプロトコルを解説
2024.11.20 20:00
Milton Marketsが2024年11月より最大100%分入金ボーナスを開催
2024.11.20 19:30
スマホ版MT4のやさしい使い方ガイド~iPhone&Androidの基本操作~
2024.11.20 19:00
ZoomexがクリプトバトルZを開催!毎週開催の取引大会で現物USDTやボーナスを獲得
2024.11.15 20:00
ゴールドラッシュXMは本当に儲かるのか?ほぼ破綻リスクゼロのEAの実力は
2024.11.14 20:30
Titan FXがブラックフライデーキャンペーンを開催!取引でキャッシュバックが付与
2024.11.14 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー