作成日
:2026.06.12


2026.06.12 06:04
11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1578ドルと前営業日NY終値(1.1535ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。トランプ米大統領が「今夜、イランに対して非常に激しい攻撃を行う」と明らかにすると、原油先物相場が上昇し、「有事のドル買い」が進行。2時30分前に一時1.1503ドルと日通し安値を付けた。
ただ、トランプ米大統領が「イランとの協議の内容が同国指導部の最高レベルに持ち込まれ、承認されたという事実に基づいて、私は今夜予定していたイランに対する攻撃を中止した」と表明すると、原油先物相場が急落。「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がり、4時30分過ぎに一時1.1590ドルと日通し高値を更新した。
なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を2.40%に引き上げることを決めたと発表。声明では「状況を緊密に監視し、データ依存かつ会合ごとに適切な金融政策姿勢を決定するアプローチ」「特定の金利経路を事前に約束しない」と表明した。
また、ラガルドECB総裁は定例理事会後の記者会見で「経済成長の見通しに対するリスクは下振れ方向に傾いている」「0.25%の利上げ以外の提案は議論しなかった」「経済全体にわたるインフレの広がりが見られる」などと話した。
ドル円は3営業日ぶりに反落。終値は159.93円と前営業日NY終値(160.55円)と比べて62銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領が「イランに激しく攻撃する」と自身のSNSに投稿し、「そう遠くない将来にイランの石油積み出し拠点のあるカーグ島やその他の石油関連インフラ拠点を掌握する」との考えを示すと、原油高とともにドル買いが先行。21時30分過ぎには160.59円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
その後しばらくは160円台半ばでのもみ合いが続いたが、NY午後に入りトランプ米大統領が予定されていた対イラン攻撃を中止し、合意間近と表明すると、原油安・株高・ドル安の様相が強まった。4時30分過ぎには一時159.58円まで値を下げた。
なお、米株式市場ではダウ平均が一時1050ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比2260円高の6万6740円まで急騰した。
ユーロ円は3日ぶりに小反落。終値は185.14円と前営業日NY終値(185.19円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。185.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。
本日の参考レンジ
ドル円:159.58円 - 160.59円
ユーロドル:1.1503ドル - 1.1590ドル
ユーロ円:184.66円 - 185.47円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.06.12
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作成日
:2026.06.12
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最終更新
:2026.06.12
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