作成日
:2025.10.29


2025.10.29 10:08
29日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では151.63円とニューヨーク市場の終値(152.11円)と比べて48銭程度のドル安水準だった。ベッセント米財務長官が自身のSNSに「日本が日銀の政策余地を認める意思が鍵になる」などと投稿したことが伝わると円買いが優勢となった。一時151.54円まで下押したが、22日の安値151.49円を前に下げ渋った。その後は、日経平均の大幅反発も支えに151.89円近辺まで持ち直したが、再び151.50円台に押し戻されるなど上値の重い動きとなっている。
ユーロ円も下落。10時時点では176.71円とニューヨーク市場の終値(177.23円)と比べて52銭程度のユーロ安水準だった。ベッセント米財務長官が日銀の金融政策に言及したことを受けて円が全面高となり、176.67円まで弱含んだ。
ユーロドルは小動き。10時時点では1.1654ドルとニューヨーク市場の終値(1.1651ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル売りを支えに1.1661ドルまでわずかに上値を伸ばしたが、方向感は出ず1.16ドル半ばでの小動きが継続。
豪消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、豪ドルは買いで反応。9月および7-9月期の豪CPIはいずれも市場予想を上回る結果となり、豪準備銀行(RBA)の利下げ思惑が後退し、豪ドル/ドルは0.6607ドルまで強含んだ。豪ドル円は、ベッセント米財務長官の発言を受けた円高局面では99.74円まで下押したが、指標発表後に100.32円まで値を上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.54円 - 152.20円
ユーロドル:1.1649ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:176.67円 - 177.32円
(金)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.10.29
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作成日
:2025.10.29
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最終更新
:2025.10.29
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