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東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、売り優勢

東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、売り優勢

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New update 2025.04.04 17:07

update 2025.04.04 17:07

 4日午後の東京外国為替市場でユーロドルは売り優勢。17時時点では1.1004ドルと15時時点(1.1084ドル)と比べて0.0080ドル程度のユーロ安水準だった。昨日とは一転して本日の欧州序盤ではドルの買い戻しが広がった。独10年債利回りが大きく低下していることも売りを促し、一時1.0976ドルまで本日安値を更新した。


 ドル円は下値が堅い。17時時点では146.27円と15時時点(145.85円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。全般ドルの買い戻しが進んだ流れに沿って本日高値となる146.47円まで買い上げられた。昨日急ピッチでドル安が進んだ反動が広がっている模様。

 なお、時間外の米10年債利回りは一時3.9438%と昨年10月4日以来の低水準を記録。短期金利市場では米連邦準備理事会(FRB)が今年1.00%利下げするとの予想が織り込まれているという。


 ユーロ円は売り優勢。17時時点では160.96円と15時時点(161.66円)と比べて70銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれる形で160.67円まで値を下げている。


本日これまでの参考レンジ

ドル円:145.30円 - 146.47円

ユーロドル:1.0976ドル - 1.1108ドル

ユーロ円:160.67円 - 162.00円


(越後)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.04.04

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Date

作成日

2025.04.04

Update

最終更新

2025.04.04

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update2025.04.10 (木) 19:30
FXブローカー 話題のニュース

XS.comがエクイティレバレッジ口座を導入!既存口座は条件に変更なし

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USDT・USDCのステーキング先はどこがおすすめ?年利やリスクをチェック

USDTやUSDCのステーキングに対応しているプラットフォームは数多くありますが、預け先や利用するサービスの種類などで年利は変わります。そこで本記事では、日本語対応の主要な仮想通貨(暗号資産)取引所で、USDT・USDCをステーキングを利用した場合に得られる年利を比較しています。さらに、ステーキングする手順やリスクについても解説します。目次[非表示]ステーキングとはPoSのステーキングとは異なるUSDT・USDCのステーキング利率ステーキングはどの取引所がおすすめ?BybitBitgetレンディング特化のサービスも中央集権型分散型USDT・USDCをステーキングする方法USDT・USDCのステーキングリスク各プラットフォームが抱えるリスクUSDTが抱えるリスクUSDCが抱えるリスクUSDT・USDCステーキングの注意点為替レートの変動に注意税金の申告が必要な場合もリスク管理も重要ステーキングとは前提として、「ステーキング」には複数の意味があることを理解しておきましょう。意味を理解しておくと、より適切に、より安心してサービスを利用できます。「USDTをステーキングする」といった場合、ステーキングが指すのは、保有資産の貸し出しにより金利を得るサービスです。このサービスには複数の呼び名があり、「レンディング」や「セービング」などの表現が使われることもあります。USDT・USDCのステーキング先を探す上では、レンディングやセービングを提供しているプラットフォームも資産の預け先の候補になるでしょう。PoSのステーキングとは異なるPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のステーキングとは、ブロックチェーンの取引承認システムに貢献して報酬を得る仕組みのことです。保有通貨を預けて報酬を得るという点では共通していますが、異なる点もあります。まず、PoSのステーキングで預け入れができる通貨は、PoSを採用するブロックチェーンのネイティブトークン(ETHやBNBなど)のみです。USDTなどのトークンでは、PoSのステーキングは行えません。また、報酬の出所という観点でも異なります。PoSのステーキングの場合、一般的にはトランザクション手数料やブロックチェーンが新規に発行する仮想通貨(暗号資産)が報酬のもとになります。一方、レンディングと同義のステーキングの場合、報酬は借り手から支払われます。PoSとはPoSは、ブロックを生成するためのルール「コンセンサスアルゴリズム」の1つです。PoSは、ビットコインなどが採用するPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と比較して電力消費が少ない点や、拡張性が高い点などで注目されています。USDT・USDCのステーキング利率USDTやUSDCをステーキングした場合、利率はどれくらいなのでしょうか。ここでは日本語に対応している主要な仮想通貨(暗号資産)取引所ごとに、サービス名と年利を紹介します。(2025年3月21日現在)各仮想通貨取引所のUSDTのステーキング利率(バイビット)・積立ステーキング:1.00~11.00%(※1)・定期ステーキング:4.00~15.00%(バイナンス)・Simple Earn(フレキシブル):1.80%・Simple Earn(定期):1.70〜4.78%(ゲート)・Simple Earn(フレキシブルターム):12.35%・Simple Earn(定期):3.08〜7.79%・USDT ステーキング:3.24~5.24%(※1)(メクシー)・MEXCフレキシブルセービング:4.00〜12.00%(※1)・MEXC固定セービング:4.00%(ビンエックス)・資産運用(フレキシブル預金):10.00%・資産運用(定期):4.00〜14.00%(ビットゲット)・フレキシブルセービング:1.92〜6.92%・固定セービング:3.50〜4.00%(コインイーエックス)・金融口座:4.0716%(※1)預入金額ごとに段階的に適用される金利が変わる各仮想通貨取引所のUSDCのステーキング利率(バイビット)・積立ステーキング:1.39~6.39%(※1)・定期ステーキング:12.00%(バイナンス)・Simple Earn(フレキシブル) :2.18〜12.18%(※1)・Simple Earn(定期):8.35%(ゲート)・Simple Earn(フレキシブルターム):18.40%・USDC ステーキング:3.50~6.50%(※1)(メクシー)・MEXCフレキシブルセービング:7.00〜16.00%(※1)・MEXC固定セービング:7.00%(ビンエックス)・資産運用(フレキシブル預金):11.00%・資産運用(定期):4.00〜5.50%(ビットゲット)・フレキシブルセービング:2.80〜8.00%(※1)・固定セービング:3.00〜3.20%(コインイーエックス)取り扱いなし(※1)預入金額ごとに段階的に適用される金利が変わるAPRとAPY年間の獲得報酬量を表す単位には、主にAPRとAPYが用いられます。APRは複利を考慮せずに計算されますが、APYの計算では複利が考慮されます。そのため同じ報酬額でも、どちらを用いて表すかによって数値が変わります。単位に何を用いるかは取引所によってさまざまです。ステーキングはどの取引所がおすすめ?様々な仮想通貨(暗号資産)取引所がUSDTやUSDCのステーキングサービスを提供しています。ここでは、国内でも特に人気の高いBybit(バイビット)とBitget(ビットゲット)のサービスの特徴を紹介します。BybitBybitでUSDTやUSDCのステーキングを行うには、積立ステーキングもしくは定期ステーキングを利用することになります。積立ステーキングは、期間の制限なくずっと預け入れることができ、さらに好きなときに引き出しができる点が特徴です。一方、定期ステーキングはステーキング期間が固定されています。いつでも払戻しができる訳ではありませんが、基本的に年利は高く設定されています。Bybitでは、過去に利用者数1,000万人突破記念キャンペーンを実施し、最大12%ものUSDTの積立ステーキング年利が提供されたこともあります。高い利率で運用できるキャンペーンが定期的に開催されるので、積極的に利用したいですね。BitgetBitgetでは、「セービング」というサービス名でUSDT・USDCのステーキングを提供しています。​USDT・USDCのセービングは、フレキシブルセービングと固定セービングの2種類から選択できます。フレキシブルセービングは、柔軟な期間設定が可能で、いつでも引き出せる点が特徴です。​一方、固定セービングは一定期間資産をロックすることで、基本的に高めの利回りを得ることができます。​​また、新規ユーザー限定などの条件で高い年利が設定されていることもあるため、こまめにチェックすると良いでしょう。レンディング特化のサービスも仮想通貨(暗号資産)取引所が提供するステーキングサービスを比較しましたが、レンディングに特化したプラットフォームも存在し、USDT・USDCのステーキングはそこでも行えます。レンディングプラットフォームの特徴を中央集権型と分散型に分けて紹介します。中央集権型代表的な中央集権型のレンディングプラットフォームには「nexo(ネクソ)」などがあります。2025年3月21日現在、nexoでUSDT・USDCを預けて得られる年利は以下の通りです。仮想通貨銘柄年利USDT・Flexible Saving:11.00〜13.00%・Fixed-term Saving:14.00〜16.00%USDC・Flexible Saving:10.00〜12.00%・Fixed-term Saving:12.00〜14.00%USDT・Flexible Saving:10.00〜12.00%・Fixed-term Saving:12.00〜14.00%USDC・Flexible Saving:11.00〜13.00%・Fixed-term Saving:14.00〜16.00%年利は比較的高いといえます。トレード機能ではBybit(バイビット)などの取引所に劣るものの、取引所同様に管理者が存在するため、初心者でも使いやすいサービスです。また、国内ではSBIグループの「Hashhub(ハッシュハブ)」が提供するレンディングサービスが人気です。2025年3月21日現在、HashhubでUSDCを預けて得られる年利は以下の通りです。仮想通貨銘柄年利USDT5.00%海外サービスに比べると年利は見劣りしますが、国内サービスで完結したい方にとっては有力な選択肢となります。分散型代表的な分散型のレンディングプラットフォームには、「Aave(アーベ)」や「Compound(コンパウンド)」などがあります。2025年3月21日現在、USDT・USDCを預けて得られる年利は以下の通りです。Aaveのレンディングの年利仮想通貨銘柄年利USDT3.41%USDC2.81%Compoundのレンディングの年利仮想通貨銘柄年利USDT2.27%USDC1.85%本人確認(KYC)なしで誰でも利用できる点や高い透明性が、分散型プラットフォームの魅力です。ただし、外部ウォレットでの資金管理や技術面の学習が必要になります。KYCとはKYCとは、「Know Your Customer」の略で、取引者が本人であることを確認する手続きを指します。一般的には身分証明書、銀行取引明細書、公共料金請求書など公的な書類の提出が必要で、場合によっては身元確認なども行われます。USDT・USDCをステーキングする方法USDT・USDCをステーキングする方法を紹介します。今回は比較的使いやすいBybit(バイビット)を例にして、USDTをステーキングする手順を解説します。手順1以下のリンクをクリックし、Bybitの公式ページにアクセスします。Bybitの公式ページへ手順2「ファイナンス」の中の「資産運用」にカーソルを合わせ、表示される「Bybitステーキング」をクリックします。手順3ステーキングの一覧が表示されます。希望の通貨と条件を選択し、「ステーキングする」ボタンをクリックします。手順4「金額」欄にステーキングしたい金額を入力し、サービス規約に同意(チェック)した上で「ステーキングする」をクリックすれば、ステーキングは完了です。USDT・USDCのステーキングリスクステーキングはトレードと比べて安定的に資産を増やせる手段です。また、USDTやUSDCなどのステーブルコインは、価格変動が起きないようにデザインされています。しかしリスクは存在するので、事前に確認しておきましょう。各プラットフォームが抱えるリスク中央集権型中央集権型のプラットフォームを利用する場合、中央の管理者を信用することになります。管理者が安全にサービス運営をしてくれれば、利用者がトラブルに見舞われるリスクは低いです。しかし、実際にどのように運営されているかを知ることは難しく、管理者側の過失でユーザーが不利な状況に立たされる可能性はあります。大手レンディングプラットフォームだったCelsius Network(セルシウス・ネットワーク)が出金を停止するといったことも実際に起こっています。Celsius Networkの経営破綻Celsius Networkは中央集権型の仮想通貨レンディングサービスです。経営破綻に伴い、大量に抱えるstETHの精算リスクが高まりました。最終的に破産申請しましたが、stETHの価格崩壊は起きませんでした。管理者が存在するおかげで、初心者でもサービスが使いやすくなりますし、手厚いサポートを受けられますが、デメリットもあるのです。分散型分散型プラットフォームを利用する場合は、管理者ではなくスマートコントラクトを信用することになります。スマートコントラクトとはスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。スマートコントラクトはコードに従って動くプログラムなので、それ自体が不正を働くことはありません。しかし、脆弱性(セキュリティ上の弱点)に目を付けたハッカーに攻撃を仕掛けられることがあります。それにより、利用者の資金が抜き取られてしまう事態が度々起こっています。中央集権型サービスにも分散型サービスにもリスクはあるので、どちらを利用するにしても、信頼できるプラットフォームかを自分で調べることが重要です。預け入れ先を複数のプラットフォームに分けることも、リスクを軽減してくれるでしょう。USDTが抱えるリスク仮想通貨(暗号資産)市場で広く利用されているUSDTですが、マーケット参加者からの信頼が失われれば、一気に価値が下落する恐れもあります。過去には、発行元のテザー社が監査結果の詳細を公開しなかったことで信用不安につながり、USDT価格が不安定になったことがあります。近年、テザー社は担保資産の健全化に取り組んでいます。しかし2025年3月現在でも、担保資産には米ドルや米国債の他に、短期の社債やローン、その他の投資が含まれています。また、保有している社債の社名が公表されていないため、完全な透明性を確保しているとは言い難いでしょう。USDCが抱えるリスクUSDCは、アメリカに拠点を置くCircle社が発行するステーブルコインです。準備金内訳を詳細に公開していることや、米国の上場会社であるCoinbase(コインベース)がバックについていることなどから高い信頼性を誇っています。しかし、現状より広く利用されているのはUSDTです。USDTはレンディング以外の資産運用や取引にも用いられていますが、それと比べるとUSDCは利用できる範囲が限定的です。過去にはUSDCの運営陣がトルネードキャッシュ規制に際して、一部アカウントの凍結を行ったことで、USDCに対して不信感を持っている人もいます。また、Circle社は2023年3月に経営破綻したSVB(シリコンバレー銀行)に、準備金の一部を預けていました。それにより準備金の棄損が懸念され、一時期米ドルと10%以上の価格乖離を記録しました。画像引用:CoinMarketCapこういったリスクを考えると、USDTとUSDCはどちらも一長一短といえるでしょう。USDT・USDCステーキングの注意点USDT・USDCのステーキングは手軽で安定的な報酬を得られるサービスですが、見落としがちな注意点もあります。以下の2つのポイントを解説します。為替レートの変動に注意税金の申告が必要な場合も為替レートの変動に注意米ドルに連動するUSDTやUSDCは、価格変動が少ない仮想通貨(暗号資産)とされています。​しかし、日本円を基準にした場合、円と米ドルの為替レートの変動が資産価値に影響を及ぼす点に注意が必要です。​例えば、ステーキング報酬を目当てに日本円をUSDT・USDCに交換し、ステーキングを行ったとします。しかし、その後に円高が進行したことで、ステーキング報酬は得られたものの、トータルで考えると日本円換算では損失が発生したというケースも起こり得ます。日本円とUSDT・USDCを換金する際には、為替レートの状況も考慮にいれて立ち回るようにしましょう。税金の申告が必要な場合もUSDT・USDCに限らず、仮想通貨のステーキングで得られた利益は、所得税の課税対象です。仮想通貨取引による利益のほか、給与所得や不動産収入などを含む総所得金額に対して最大で45%の所得税が課税されます。個人の方が仮想通貨取引などで年間20万円を超える所得が発生した場合、雑所得として課税対象となり、確定申告が必要になります。また、仮想通貨取引などで得た所得が20万円以下でも、医療費控除やふるさと納税などで確定申告を行う場合は、申告が必要です。ステーキング報酬は、取得時点の価格を基準に総収入金額に算入する必要があります。取引所が発行する年間取引報告書や取引履歴などから正確に所得金額を計算して申告しましょう。リスク管理も重要USDTやUSDCのステーキングは魅力的な資産運用方法ではありますが、自分の資産を守るためにはリスク管理は欠かせません。現状、ステーブルコインは仮想通貨(暗号資産)市場に大きな懸念が広がるタイミングなどで、デペッグを起こすことも多いです。また、ステーキングをする際は、年利の高さ以外にも注目するようにしましょう。引き出しの自由度も考慮する、保有資産やプラットフォームを分散するなどの工夫をすれば、より安心して利用できます。
update2025.04.09 (水) 19:30
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Titan FXで米国株式CFD銘柄の取引時間が2倍に!

2025年4月1日、Titan FX(タイタンエフエックス)は米国株式CFD全銘柄の取引時間をこれまでの約6.5時間から13時間へと大幅に拡大しました。この変更により、従来は取引が難しかったロンドン市場の時間帯から、ニューヨーク市場序盤にかけての時間帯でも、リアルタイムで米国株式の取引が可能になりました。特に、欧州時間に取引を行うことが多い日本人トレーダーにとっては、取引機会が大きく広がることになります。目次[非表示]米国株式CFDの取引時間が1日13時間へ拡大米国株式CFDの取引時間を競合他社と比較取引時間変更後の価格変動に問題がないか調査Titan FXは取引環境が総合的に優秀米国株式CFDの取引チャンスが広がる絶好の機会米国株式CFDの取引時間が1日13時間へ拡大Titan FX(タイタンエフエックス)は、2025年4月1日(火)より取り扱う100銘柄以上の米国株式CFD全銘柄を対象に、取引時間を大幅に拡大しました。従来の取引時間は、日本時間22時35分〜翌日4時55分(夏時間)までの約6.5時間でしたが、変更後は日本時間17時00分〜翌5時59分(夏時間)までの13時間に延長され、より長時間の取引が可能になります。変更日2025年4月1日(火)変更後の取引時間夏時間:17時00分~翌5時59分(日本時間)冬時間:18時00分~翌6時59分(日本時間)変更前の取引時間夏時間:22時35分~翌4時55分(日本時間)冬時間:23時35分~翌5時55分(日本時間)対象銘柄米国株式CFDの全銘柄備考既存ポジションに影響なしTitan FXのMT5ライブサーバーでは、クォート時間と取引時間が一致しているため、価格配信と取引開始にタイムラグが生じることはありません。また、今回の変更はあくまで取引時間の拡大にとどまり、スワップポイントやレバレッジ、既存ポジションなどの取引条件には一切影響がありません。なお、TitanFXでは米国株式CFDの取引が可能なのはMT5のみとなっており、MT4には対応していない点にはご注意ください。米国株式CFDの取引時間を競合他社と比較Titan FX(タイタンエフエックス)と米国株式CFDを提供している主要海外FX業者の取引時間(夏時間)を比較した結果、Titan FXの取引時間は他社を大きく上回っていることが明らかになりました。(タイタンエフエックス)17時00分~翌5時59分(エックスエムトレーディング)22時40分~翌4時55分(エクスネス)22時40分~翌4時45分(エイチエフエム)22時35分~翌4時54分59秒(エックスエス)22時30分〜翌5時00分(エフエックスオン)22時30分〜翌5時30分特に注目すべきは17時〜22時半前後のロンドン市場からニューヨークの開場直後までの間、米国株式CFDを取引できる業者はTitan FXのみである点です。ロンドン市場で有利な価格帯のポジションを保有しておき、ニューヨーク市場で伸ばすなど市場を跨いだ取引戦略を立てる際にはTitan FXが最適だといえます。取引時間変更後の価格変動に問題がないか調査取引時間変更後、Titan FX(タイタンエフエックス)で取引できる米国株式CFD銘柄の価格推移に変化があったのかを調査しました。チャートを見てみると、銘柄によっては取引開始直後の時間帯に大きな下ヒゲを伴う急変動が観測されましたこのような急変動は、市場参加者がまだ少ない時間帯や、マーケットが開いたばかりで流動性が十分でない場面でよく見られるもので、特段異常な現象ではありません。ロンドン市場の開始前後は、もともと相場の動きが活発になりやすい時間帯として知られています。今回の米国株CFDの取引時間拡大により、ロンドン市場開幕時における取引戦略の幅がさらに広がりました。リスクとチャンスが交錯する時間帯ではありますが、戦略次第で大きな利益を狙える重要な取引機会となるでしょう。Titan FXは取引環境が総合的に優秀Titan FX(タイタンエフエックス)は、低スプレッドや約定力の高さといった取引環境が総合的に優秀であることが特徴です。口座タイプスタンダード口座マイクロ口座ブレード口座レバレッジスタンダード口座・ブレード口座:500倍マイクロ口座:1,000倍取引銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/株式】:【CFD/ソフトコモディティ】:取引ツールMetaTrader 4(MT4)MetaTrader 5(MT5)サポート対応24時間対応(年中無休)なお、上記は2025年4月3日時点の情報です。Titan FXの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Titan FX(タイタンエフエックス)取引銘柄数も豊富で、米国株式CFD以外にも国内株式や株価指数、コモディティなどさまざまなCFD銘柄が揃っています。また証拠金残高によるレバレッジ制限がないことも特徴の一つです。数百万円を超えるような証拠金で取引する際もレバレッジ500倍で取引できるので、大口のトレーダーであってもレバレッジの面で困ることはありません。ただし米国株式CFD銘柄の最大レバレッジは20倍に制限されています。一見すると控えめに感じるかもしれませんが、値動きの大きい米国株を対象とすることを考慮すれば、リスク管理の観点からもバランスの取れた、十分実用的な水準といえるでしょう。米国株式CFDの取引チャンスが広がる絶好の機会Titan FX(タイタンエフエックス)は、2022年4月に米国株式CFDの提供を開始して以来、同一口座で取引を可能にしたり銘柄を追加したりと、継続的にサービスのアップデートを行ってきました。そして今回、取引時間の大幅拡大によってトレードチャンスの幅が一気に広がり、ユーザーにとってのさらなる利便性向上が実現されました。こうした積極的な姿勢は、「ユーザーにとって最も使いやすい環境を提供すること」を重視する、ユーザー本位の運営方針を体現しているとも言えます。今後もサービスの拡充や取扱銘柄の多様化、より高度な分析ツールや取引サポート機能の導入などさらなるアップデートにも期待できます。
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