作成日
:2025.02.06
2025.02.06 19:42
本日のNY時間のドル円は、米金利低下に伴うドル売りの流れを変えるのは難しいだろうが、ポジション調整の動きには要警戒となりそうだ。
連日、米長期金利の低下が重しになり、本日は東京市場で12月12日以来となる151.82円まで弱含んだ。市場参加者の多くがトランプラリーにより米金利上昇・ドル買いに動くという中長期的なビューがあることで、この数週間にわたっては買い場が来たと思い、買っては売り、買っては売り、の悪循環となるトレードを継続しているようだ。本日も昨年12月12日安値151.81円を辛うじて割り込まなかったことで、同水準を背にして買いで臨んでいる市場参加者が多く、米経済指標の結果次第では再びストップロス・ハンティングで下押しするリスクもあるだろう。
ただ、明日の米雇用統計を前に、木曜日は日柄的にポジション調整が入りやすいことには注意が必要になる。本日発表される複数の米雇用指標(1月企業の人員削減数、10-12月期非農業部門労働生産性・速報値、10-12月期単位労働コスト・速報値、前週分の新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数)の結果次第で、調整のドル買い戻し、12月12日割れのストップロスのドル売り、両サイドともつけに行くリスクがあることには注意をして取引したい。
また、本日から8日まで石破首相が米国を訪問し、ワシントンD.C.において、トランプ大統領との間で、初となる対面での日米首脳会談を実施する。林官房長官は「安全保障や経済などの諸課題について認識の共有を図り、一層の協力を確認し、日米同盟を更なる高みに引き上げていきたい」と述べているが、会談を前に観測記事などが出て、円相場に影響を与える可能性もあることで警戒をしておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・雲下限153.37円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値は、昨年12月12日安値151.81円。
(松井)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.02.06
作成日
:2025.02.06
最終更新
:2025.02.06
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Abstract(アブストラクト)とは?消費者向けイーサリアムレイヤー2の特徴や将来性
2025.02.06 20:00
Titan FX が2月のデモトレードコンテストを開催!賞金最大30万円
2025.02.06 19:30
MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?
2025.02.05 19:30
MT4/MT5の自動売買をスマホだけでやるって本気?!EA設定はPCに任せよう
2025.02.05 19:00
XMTradingが早春100%ボーナスプロモを開催!
2025.02.04 19:00
BybitからGMOコインに送金してみた!送金手数料や反映時間は?
2025.01.31 19:30
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー