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update 2024.07.03 06:16

<国内>

特になし


<海外>

○10:30 ◎ 5月豪小売売上高(予想:前月比0.2%)

○10:30 ◎ 5月豪住宅建設許可件数(予想:前月比1.6%)

○10:45 ◎ 6月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI、予想:53.4)

○16:00 ◎ 6月トルコ消費者物価指数(CPI、予想:前月比2.22%/前年比72.60%)

○16:50 ◎ 6月仏サービス部門PMI改定値(予想:48.8)

○16:55 ◎ 6月独サービス部門PMI改定値(予想:53.5)

○17:00 ◎ 6月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:52.6)

○17:00 ◎ デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、パネルディスカッションに参加

○17:30 ◎ 6月英サービス部門PMI改定値(予想:51.2)

○18:00 ◎ 5月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比▲0.1%/前年比▲4.1%)

○18:00 ◎ チポローネECB専務理事、パネルディスカッションに参加

○19:30 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、パネルディスカッションに参加

○20:00 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、パネルディスカッションに参加

○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数

○未定 ◎ ポーランド中銀、政策金利発表(予想:5.75%で据え置き)

○20:30 ◇ 6月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)

○21:15 ☆ 6月ADP全米雇用報告(予想:16.0万人)

○21:30 ◇ 5月カナダ貿易収支(予想:12.0億カナダドルの赤字)

○21:30 ◎ 5月米貿易収支(予想:762億ドルの赤字)

○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:23.5万件/184.0万人)

○22:45 ◎ 6月米サービス部門PMI改定値(予想:55.1)

○22:45 ◎ 6月米総合PMI改定値

○23:00 ◎ 5月米製造業新規受注(予想:前月比0.2%)

○23:00 ☆ 6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(予想:52.5)

○23:15 ◎ ラガルドECB総裁、講演

○23:30 ◇ EIA週間在庫統計

○4日01:00 ◎ 5月ロシア失業率(予想:2.6%)

○4日01:00 ☆ 1-3月期ロシア国内総生産(GDP)確報値(予想:前年比5.4%)

○4日03:00 ☆ 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月11日-12日分)

○米株式・債券市場は短縮取引


※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。

※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。



(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2024.07.03


Date

作成日

2024.07.03

Update

最終更新

2024.07.03

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DZHフィナンシャルリサーチ

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Axiセレクトとは?参加費無料で最大100万ドルのトレード資金を手に入れる方法を徹底解説

個人トレーダーとして成功するにはトレード資金が必須です。しかし、自己資金を最小限に抑えつつ大きなトレード資金を手に入れる方法もあります。Axiセレクトは、参加費無料で最大100万ドルのトレード資金を手に入れることが話題になっている資本配分プログラムです。この記事ではAxiセレクトの条件や仕組みを紹介します。また、Axiセレクトでトレードをするメリットやデメリット、口座開設の手順についても解説していきます。目次[非表示]Axiとは?Axiセレクトの仕組み6つのステージAxiセレクトの参加条件とは最低資本を入金エッジスコア20回のトレードを行う昇格するためのルールAxiセレクトに参加する上での注意点シードの利益配分は0%最低資本は実質1,000ドル損失10%以上で口座隔離・降格する可能性も出金タイミングを間違えると降格する可能性Axiセレクトのメリット・デメリットメリットデメリットAxiセレクトの始め方Axiセレクトで専業トレーダーへの第一歩を!Axiとは?Axi(アクシ)は2007年にオーストラリアで創業したFX事業者です。日本ではまだあまり馴染みがないものの、サービス提供地域は100カ国以上に渡り、6万人以上のトレーダーを抱える大手のトレーディング会社として知られます。2013年にはオーストラリアで最も推奨するFXプロバイダーとして表彰されるなど、数々の賞を受けています。スプレッドの狭さや取引できる金融商品の豊富さ、そしてカスタマーサービスの質の高さなどが評価されています。近年ではイングランドのビッグクラブであるマンチェスター・シティとパートナーシップを結ぶなど、海外で知名度を上げています。Axiセレクトの仕組みAxiセレクトは個人トレーダーに資金を提供し、利益を出すことができればトレーダーが報酬の一部を受け取ることができるプログラムです。Axiはプロップファームとして個人トレーダーにトレード資金を与える代わりに、トレードで稼いだ利益を得ることができます。一方、個人トレーダーは稼いだ利益の一部を自分の報酬として受け取ることができます。Axiとしては不労所得を得ることができ、個人トレーダーは自分の資金を使わずにトレードで稼ぐことができるため両者にとってウィンウィンの仕組みです。Axiセレクトはまさに稼げるプロップトレーダーを発掘・育成するのが狙いです。6つのステージAxiセレクトではトレーダーのレベルに応じて、6つのステージが用意されています。与えられる資金や利益配分の割合は、ステージが上がるごとに段階的に増えていく仕組みです。最上のプロMでは最大100万ドル分のトレード資金が提供され、利益配分も90%と大きな報酬を得ることが可能です。ステージ最大トレード資金利益分配シード5,000ドル0%インキュベーション20,000ドル40%アクセラレーション100,000ドル50%プロ200,000ドル70%プロ500500,000ドル80%プロM1,000,000ドル90%各ステージで最大資金倍率が定められており、入金した額に応じてその倍率のトレード資金を受け取ることができます。例えばインキュベーションでは、1,500ドルを入金するとその10倍となる15,000ドルの資金で取引できます。Axiセレクトの参加条件とはAxiセレクトは参加費や登録費、会費などは、一切かからず無料で参加することができます。また、過去のトレード経験も不問のため、初心者の参加も可能です。ただし、プログラムに参加するためには、3つの条件をクリアする必要があります。最低資本を入金参加費などは無料とされていますが、トレードをするためには自分のAxiセレクト口座に最低資本を入金する必要があります。ステージ最低資本シード500ドルインキュベーション1,000ドルアクセラレーション2,000ドルプロ2,000ドルプロ5002,000ドルプロM4,000ドルAxiセレクトの最初のステージであるシードに参加するためには500ドル、およそ7万5000円(1ドル150円換算)を自分の口座に入金しておく必要があります。入金した自己資金は自由に引き出すことができます。最低必要資金が不足してしまうと口座が隔離され、トレードができない状態になるので注意しましょう。エッジスコア2つ目の条件として、トレーダーはAxiセレクトが設定したエッジスコアを達成する必要があります。エッジスコアは100点満点で、シードに参加するためには50以上のスコアを獲得しなければなりません。ステージエッジスコアシード50インキュベーション60アクセラレーション70プロ90プロ50090プロM90エッジスコアは、利用者のトレーディング能力をAxiが開発した高度なアルゴリズムによって数値化したものです。トレーダーの適性を評価するために利用されます。『エッジ(Edge)』とは英語で「優位性」という意味のため、トレーダーの優位性を数値化したものといえます。エッジスコアは以下の4つの要素で成り立っています。スキルドローダウンを管理しながら利益を生み出す能力一貫性相場の原理を理解し、一貫して利益を上げ続ける能力リスクリスクを適切に管理する能力経験信用できる取引実績の有無スキルドローダウンを管理しながら利益を生み出す能力一貫性相場の原理を理解し、一貫して利益を上げ続ける能力経験信用できる取引実績の有無Axiのアルゴリズムがこれらの要素を加重平均し、トレード経験に応じて数値化したものがエッジスコアです。リスク管理や一貫して利益を生み出す能力に加えて、取引活動に関連するさまざまな要因を複合的に考慮したうえで算出されます。エッジスコアはトレード成績などに応じて変動するため、スコアが基準を下回ると現在のステージでトレードできなくなる可能性があります。20回のトレードを行うAxiで口座を持っておらず、エッジスコアを有していない人やトレード初心者は、シードステージに参加する資格を得るために20回のトレードを行う必要があります。この20回のトレード結果をもとに、最初のエッジスコアが算出されます。シードの参加条件である50以上のスコアを獲得し、なおかつ最低必要資金が口座に入金されていればAxiセレクトの参加資格を得られます。また、すでにAxiでトレード口座を持っている人はエッジスコア50以上のアカウントを一つでも有していればプログラムへの参加資格を得ることができます。仮に最初の20回のトレードでエッジスコアが50未満だったとしても、必要なスコアを達成するまで取引を続けることができます。昇格するためのルールシードから始め、最大100万ドルのトレード資金が得られるプロMに到達するまでには各ステージを昇格していかなければなりません。単にトレードで勝つだけでは昇格できるとは限らず、独自のルールを守る必要があります。最低資本とエッジスコアAxiセレクトでは、ステージ毎に最低必要資金が決められており、定められた額の資金が口座に入っていなければ昇格することはできません。インキュベーションに昇格するためには1,000ドル(約15万円)の入金が必要で、その後アクセラレーション以上では2,000ドル(約30万円)、最上級のプロMでは4,000ドル(約60万円)と最低入金額が段階的に引き上げられます。また、ステージ毎にエッジスコアが定められており、インキュベーションでは60、アクセラレーションでは70、プロ以上は90のスコアを求められます。このスコアを満たさなければ次のステージに昇格することができません。利益目標と最大損失トレーダーには、提供された資金に対して5%の利益目標が課せられ、ステージ期間内に5%以上の利益を出す必要があります。反対に最大損失は10%までとされており、それ以上の損失を出してしまうとペナルティとしてトレードに利用するアロケーション口座が2週間隔離(停止)されることになります。ステージ利益目標最大損失シード5%-10%インキュベーション5%-10%アクセラレーション5%-10%プロ5%-10%プロ5005%-10%プロM--10%仮にシードステージで5,000ドル相当の資金提供を受けた場合、利益目標は250ドル(5,000ドルの5%)となり、最大損失は500ドル(5,000ドルの10%)です。ドル円を10万通貨(1ロット)でトレードをする場合、約25pipsの利益を出すことが目安になるでしょう(その時の為替レートによる)。Axiセレクトでは100倍のハイレバレッジで取引することができるため、ロット数を増やすことで少ないpips数で大きな利益を得ることも可能です。ステージ期間とトレード回数ステージ毎にトレードする日数が定められており、この期間内に利益を出す必要があります。同様にステージ毎にトレード回数も定められていて、決められた回数のトレードをする必要があります。ステージステージ期間(*1)トレードシード3020インキュベーション6040アクセラレーション6050プロ6050プロ5006050プロM--(*1)最短日数そのため、仮に一回のトレードで運良く利益目標を達成できたとしても、そのステージ内で定められた最小取引回数を満たさなければ、次のステージに上がることができません。Axiセレクトに参加する上での注意点ここまではAxiセレクトに参加するための条件とステージを昇格していくための要件について解説してきましたが、つぎに参加する上での注意点について解説します。シードの利益配分は0%利益配分はステージ毎に増えていきますが、最初のシードステージでは0%になっています。シードは評価ステージという位置付けのため、条件をクリアしても報酬を受け取ることはできません。トレード初心者でまだ手法が確立していない人は、デモトレードで自信をつけてからシードに参加すると良いかもしれません。最低資本は実質1,000ドルシードに参加するための最低必要資金は500ドルですが、Axiセレクトで実際に報酬を受け取るためにはインキュベーションステージまで待たなくてはなりません。インキュベーションでは最低資金が1,000ドルに倍増するため、プロップトレーダーとして本格的にデビューするには1,000ドルが実質的な最低必要入金額といえます。アクセラレーションに昇格するためには、さらに1,000ドル追加して2,000ドルの資本を入金しなければなりません。ただし、プロ以上に昇格すると利益配分は大幅に増加しつつも、最低資本はプロMの4,000ドルに到達するまでは、2,000ドルに固定されているため、トレーダーに有利な条件が適用されるといえるでしょう。報酬を手に入れるためには最低でも1,000ドルの資金が必要となり、なおかつプロップトレーダーとしてデビューを果たすまでには時間もかかります。Axiセレクトでいち早く稼ぎたいと考えている人や自己資本が少ない人は、上記の点に注意する必要があるでしょう。損失10%以上で口座隔離・降格する可能性も最大損失は全ステージ10%に設定されており、それ以上の損失を出すとアロケーション口座のポジションはクローズされ、口座の使用が一時停止されます。これは「隔離期間」と呼ばれ、各ステージの適格基準を満たしていれば2週間で終了します。ただし、条件を満たしていない場合(エッジスコアや最低必要資本が不足している場合など)は、2週間が経過してもアロケーション口座を使うことができません。1~2回目の隔離では一つ下のステージに降格します。プロ500に在籍している人はプロに降格、プロMの人はプロ500に降格しますが、シードにまで降格することはありません。シードは何度でも挑戦できる隔離処分を3回受けるとシードステージに戻ることになります。この隔離処分はシードステージのトレーダーには適用されず、要件を満たしている限り何度でもトライすることが可能です。出金タイミングを間違えると降格する可能性トレードで利益が出てもすぐに出金してしまうと、アロケーション口座から資金が減額され、アロケーション口座にも即時反映されます。出金前から保有しているポジションは、そのまま維持されます。出金すると期間中に得た利益が失われ、アロケーション口座の倍率が再計算されます。出金額によっては、降格になる可能性もあるため注意が必要です。出金は毎月のパフォーマンスフィー(PF)を支払った後、そして次のトレード月が始まる前に出金することが推奨されています。Axiセレクトのメリット・デメリットAxiセレクトにはトレード経験がなくても少ない資金で参加できる点以外にも、さまざまなメリットがあります。一方で、100万ドルのトレード資金を調達するまでの道のりは簡単なものではありません。ここからはAxiセレクトに参加する上でのメリットとデメリットを見ていきましょう。メリットAxiセレクトには、実力次第で高い報酬を得られたり、スキルアップに必要なコンテンツにアクセスできるなどのメリットがあります。最低資本を入金するだけで初心者でもすぐに始められる一般的にプロップトレーダーになるには、プロップファームと呼ばれる会社を探す必要があります。しかし、日本国内ではその数が少なく、過去の取引履歴を提出したり、面接で自身のトレード手法を説明したりする必要があり、プロップトレーダーになるハードルも高くなっています。Axiセレクトは経験を不問としており、先に説明した条件さえクリアすれば初心者の方でも始められます。プロップトレードを始めるハードルが低く設定されている点が大きなメリットでしょう。トレード資金と利益配分率が高水準プロ以上のランクになると利益配分は70%以上になり、トレーダーにとって有利な条件が適用されます。100万ドルのトレード資金と最大90%の利益配分は、他のプロップファームと比較して高水準です。そのため、スキルのあるトレーダーにとってAxiセレクトは、高待遇なプロップファームといえるでしょう。利益配分は会社次第プロップファーム会社によっては最大利益配分が50%や80%というところもあるため、Axiセレクトの最大90%は高い水準にあるといえるでしょう。しかし、Axiセレクトのシードの利益配分は0%のため、スタート時点の利益配分で見ると他社が良い可能性もありますのでしっかりリサーチしましょう。スキルアップに必要なコンテンツが充実Axiセレクトでは高度なトレーディングツールに加えて、教育コンテンツやプロトレーダーのコミュニティにもアクセスできます。特に相場のファンダメンタルズ分析の経験が乏しい初心者の方にとって、プロのトレーダーと交流できる機会はトレードの腕前を上達させる上で有効なため、このような機会が提供されているのは大きな利点といえます。デメリットAxiセレクトへの参加を検討しているのであればメリットだけではなく、デメリットも確認しておきましょう。報酬を得るまでにある程度のお金と時間がかかるAxiセレクトではスキルのあるトレーダーは厚遇されます。しかし、利益目標の達成のほか、エッジスコアを獲得しなければいけないなど、昇格するまでに時間がかかります。また、シードでは利益配分が0%のため、報酬を得るにはインキュベーションステージに昇格する必要があります。同ステージでは1,000ドル(約15万円)の最低資本が必要のため、自己資本を全く使わずにトレードをしたいと考えている方にとってはデメリットといえるでしょう。アクセラレーションステージでは、2,00ドル(約30万円)の最低資本に対して利益配分は50%です。資金に余裕があり、トレードスキルにも一定の自信がある個人トレーダーであれば、通常のFX口座を開設して、同じ投資額でトレードを始めたほうがリターンが高くなる可能性もあります。10%以上の損失を出すと口座が隔離される可能性優位性の高いトレード手法でも相場環境によっては、利益を出しにくい月もあります。先に説明したように10%以上の損失を出してしまうと、口座が2週間隔離されてしまう点に注意が必要です。トレードの成績が、各ステージの要件を下回るとエッジスコアが減点され、降格してしまう可能性があります。スウィングトレーダーに向いていない各ステージの取引回数にも注意が必要です。Axiセレクトでは取引期間だけではなく、ステージごとに必要なトレード回数も定められているため、長期間ポジションを保有するスタイルのスウィングトレーダーには不向きな条件となっています。また、決済していないポジションの含み益は、利益としてカウントされません。短期で決済するスキャルピングやデイトレード手法の人のほうが向いているといえるでしょう。エッジスコアの対策がしづらいエッジスコアの算出方法は非公開です。エッジスコアのアルゴリズムもどのように数値化しているかは正確に分からず、スコア50の難易度がどの程度のものかも不明です。そのため、エッジスコアが下がった際に、どのように対応すれば良いのか分かりにくい点も、Axiセレクトの難点といえるでしょう。Axiセレクトの始め方Axiセレクトのメリット・デメリットを見極めた上でこちらのプラグラムに参加してみたいという場合は、以下のステップで口座を簡単に開設することができます。手順1Axiセレクトのページ右上にある「口座開設」をクリックします。手順2申し込みフォームに必要事項を入力します。番号項目説明1名名前を入力します。2ミドルネームミドルネームを入力します。3姓苗字を入力します。4電話電話番号を入力します。5メールアドレスメールアドレスを入力します。手順3IDをアップロードして、オンライン上で登録者の身元を確認します。手順4Axiセレクト口座に入金します。シードステージではが500ドル以上の入金が必須です。入金が完了すると、ステージ毎の倍率に応じた資金(シードは10倍)がアロケーション口座に送金されます。Axiセレクトで専業トレーダーへの第一歩を!日本ではプロップファームが少ない上に、過去のトレード経歴が求められる場合が多いため、Axiセレクトは未経験者でも参加しやすいプログラムといえます。Axiセレクトは実力のあるトレーダーにとっては好条件のプログラムではあるものの、昇格するまでのハードルが高い上に、利益配分が得られるようになるインキュベーションステージは1,000ドルの最低資金が必要です。「参加費等無料」とされていますが、ある程度の初期投資が必要になる点は理解しておきましょう。本気で専業トレーダーになりたいと考えているものの、投資会社などに就職するのは難しいという人にとって、Axiセレクトは良い選択肢といえるかもしれません。
update2024.07.04 (木) 19:00
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MetaQuotesがアジア太平洋地域でリストラを実施か

MT4/MT5を開発するMetaQuotes社が日本を含むアジア太平洋地域で、大規模な人員整理をしているとの報道が金融関連メディアで行われました。(*1) MetaQuotes社から本件に関する情報は発信されていないものの、直近で同社の公式ページ内容に変更があったことが確認でき、アジア太平洋地域での活動方針に何らかの変更があった可能性があります。(*1)MetaTrader、MetaTrader 4、MetaTrader 5、MT4、MT5は、MetaQuotes Ltdの商標または登録商標です。目次[非表示]アジア太平洋地域でスタッフを解雇との情報関係者の声、MetaQuotes社の方針転換の可能性を示唆目立った混乱は生じていないコンプライアンス強化が目的か米国ではプロップファームへの取り締まり強化が話題MetaQuotesによる公式発表はなしアジア太平洋地域でスタッフを解雇との情報2024年6月、MetaQuotes社がアジア太平洋地域で大規模なレイオフを実施したとの報道が、一部の金融関連メディアで行われました。スタッフの解雇があったのは、具体的には中国やシンガポール、オーストラリアなどの地域だとのことです。MetaQuotes社は幅広い地域で企業活動を展開しており、2022年9月26日の時点では、本社のあるキプロスのリマソールを含む、以下の8つの地域にオフィスを構えていたことが確認できています。この8つのうち、アジア太平洋地域に位置するのは日本と中国、シンガポール、オーストラリア、タイの5か国です。今回の報道を受け、MetaQuotes社の問い合わせページを確認したところ、問い合わせ先として記載されていたのはキプロスとUAE、パキスタン、メキシコ、トルコのオフィスのみで、先ほどの5つの国の情報は確認できませんでした(2024年7月3日時点)。画像引用:MetaQuotesなお、過去のページを確認することができるWayback Machineを使い、上記ページの変更履歴を確認したところ、2024年2月24日時点では、日本と中国、シンガポール、オーストラリア、タイが掲載されておりました。MetaQuotes社からの公式なリリースは確認できておらず、問い合わせ先に関するページ内容の変更と、レイオフ実施の報道には関係がない可能性もありますが、アジア太平洋地域での活動方針に見直しがあったことの現れなのかもしれません。アジア太平洋地域での活動に積極的だったMetaQuotes社MetaQuotesは2023年にバンコクで開催された金融エキスポに参加するなど、アジア太平洋地域での活動に積極的でした。関係者の声、MetaQuotes社の方針転換の可能性を示唆当メディアで独自に確認を行ったところ、MetaQuotes社の方針転換を示唆する情報が一部の業界関係者から寄せられました。ある関係者は「アジア太平洋地域からの撤退の可能性」を指摘する一方、別の関係者は「リストラは行われているが撤退の予定はない」と述べています。興味深いのは、MetaQuotesのシンガポールオフィスの担当下にあった、あるFXブローカーへの影響についてです。同ブローカーは、従来どおりMetaQuotes社からのサポートを受けることができている状況で、アジア太平洋地域での活動方針変更に関する公式声明は受け取っていないとのことです。しかし、一部変化も確認されています。メールでのサポート担当者は、以前はシンガポール人であるケースが一般的であったのに対し、直近ではギリシャ系と思われるスタッフからの返答が確認されたようです。目立った混乱は生じていないここまでの情報から、MetaQuotes社がアジア太平洋地域での事業体制に変更を加えている可能性が示唆されますが、今のところアジア太平洋地域のユーザーの間で混乱は生じていません。リテールブローカーから顧客に対して、本件に関するアナウンスも行われておらず、話題にも上がっていない模様です。コンプライアンス強化が目的か今回、MetaQuotesで行われたと思われる方針変更の目的は不明であるものの、本件の報道を行ったメディアは、コンプライアンス強化が目的だという可能性を提示しています。2022年9月にApp StoreからMT4/MT5アプリが一時的に削除されたことをきっかけに、販売方針が厳格化したとのことです。App Storeでの取り扱い停止2022年9月24日、App StoreでMetaTraderの取り扱いが停止されました。2023年3月6日には提供再開となりましたが、それまではiOS版のMT4とMT5がAppStoreでダウンロードできない状況でした。米国ではプロップファームへの取り締まり強化が話題規制という側面では、MetaQuotesによるプロップファームへの突然の取り締まり強化が、主に米国で話題になっています。この規制強化のターゲットは、適切なライセンスを取得せずにサービス提供を行うプロップファームであり、取り締まり対象となった企業の多くは、米国を拠点とする顧客に認可なしでサービス提供を行っていた事業者だとされています。米国の厳格な規制環境下での違反リスクを回避するため、MetaQuotes社は慎重な姿勢を取ったと推測することができます。なお、MT4/MT5を使って米国顧客にサービス提供をしているプロップファームの多くは、MetaQuotesによる規制強化を受けてcTraderやMatch-Trade、DXtradeなど、他のプラットフォームへの移行を進めているとのことです。MetaQuotesによる公式発表はなし繰り返しとなりますが、現状ではアジア太平洋市場での活動方針に関して、MetaQuotesから正式な発表はされていません。また、日本を含むアジア太平洋地域でほとんど話題になっておらず、大きな混乱には繋がっていないようです。MetaTraderは日本人ユーザーが多い海外FXブローカーでも広く導入されているため、仮にアジア圏でのサポート体制にネガティブな変更が生じた場合、大きな混乱が生じる可能性もあります。そのため、今後のMetaQuotesの動向に注目する必要があるでしょう。
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