作成日
:2024.12.17
2024.12.17 13:43
本日のロンドン為替市場では、英雇用データを受けて昨日のポンド買い戻しが続くのかをまず見定め。ユーロは独景気指数を確かめながらの取引となるだろう。
昨日はポンドが対ドルやユーロで強含み推移。先週後半はさえない英経済指標を背景にポンド売りが強まっており、その反動で週明けは買いが先行。ロンドンフィキシングに絡んだポンド買いも見られたようだ。また、日本などが参加する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に、英国が正式に加盟したこともポンドにとってポジティブ材料とされたか。
本日の英雇用指標では、前回が市場予想より悪かったILO方式の失業率に注目。今回8-10月分は4.3%と横ばい見込みだ。今春悪化した水準4.4%手前で踏みとどまれるかがポイントだろう。また、同時期の平均賃金(除くボーナス)にも目を向けておきたい。一部では、前回の約2年ぶり低水準4.8%から上振れが予想されている。
もし結果が市場にとって大きなサプライズとなれば、明日18日に行われる英中銀金融政策委員会(MPC)の投票行動(結果公表は19日)に何ら影響を与えるかもしれない。なお明日には11月英インフレ指標が発表予定。
本日はドイツから12月のIfo企業景況感指数やZEW景況感指数が発表される。昨日の12月独PMI速報値は、サービス部門が51まで改善したことは好感されたものの、予想より弱い製造業は42.5まで悪化した。本日の指標も前回値には届かないと見られており、独景気回復には時間がかかるとの見方を確認することになりそうだ。
他にも、ユーロにとって重しとなる材料(ユーロ圏金利の先安観や独仏の政局不透明感、仏格下げなど)は目立つ。しかしながらユーロドルは昨日も1.04ドル後半で下げ渋っている。本日の独指標が弱い場合でも下サイドへの反応が鈍ければ、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表の前に持ち高調整が進むこともあり得るか。
想定レンジ上限
・ポンドドル、12日高値1.2788ドル
・ユーロドル、9日高値1.0594ドル
想定レンジ下限
・ポンドドル、13日安値1.2609ドル
・ユーロドル、13日安値1.0453ドル
(小針)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2024.12.17
作成日
:2024.12.17
最終更新
:2024.12.17
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン
2025.01.06 19:00
仮想通貨PENGUの将来性は?Pudgy Penguinsによるミームコインのエアドロが話題
2024.12.30 19:00
Zoomexが年末年始大感謝祭を開催!デリバティブ取引高に応じて最大1,000USDTボーナスを獲得
2024.12.27 19:30
Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説
2024.12.27 19:00
ThreeTraderが堂安選手サイン入りグッズキャンペーン第2弾を開催!
2024.12.26 19:00
GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説
2024.12.24 19:30
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー