作成日
:2024.12.12
2024.12.12 13:42
本日のロンドン為替市場のユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げ幅とラガルドECB総裁の会見に注目する展開となる。
本日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、0.25%の追加利下げが予想されているが、来年からのトランプ関税によるユーロ圏の景況感悪化懸念やドイツとフランスの政局混迷を受けて、0.50%の大幅利下げの可能性も警戒されている。
ビルロワドガロー仏中銀総裁は0.50%の利下げを排除しない姿勢を示し、カザークス・ラトビア中銀総裁も、「0.50%利下げの問題は間違いなく議論されるだろう」と述べている。
0.25%の利下げの場合は、織り込み済みであることで下値は限定的だと思われるものの、0.50%の利下げの場合は、11月22日の安値1.0335ドルを割り込む可能性に警戒しておきたい。
ユーロドルのテクニカル分析では、ダブル・トップ(2023年7月高値1.1276ドル・1.1214ドル)が完成していることで、目標値0.9682ドルが点灯している。
また、ラガルドECB総裁の会見では、ウクライナ戦争の激化や来年のトランプ関税の悪影響を考慮したターミナルレート(利下げの最終到達点)への言及に要注目となる。
また、スイス国立銀行(中央銀行)も政策金利を0.75%に引き下げることが予想されている。スイスフランに関しては、ウクライナや中東の地政学リスクを回避する買い要因と、キャリートレードによる売り要因が錯綜しており、ターミナルレート(利下げの最終到達点)への言及などに注目しておきたい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0546ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:161.07円(日足一目均衡表・基準線)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0335ドル(11/22安値)
・ユーロ円:158.42円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2024.12.12
作成日
:2024.12.12
最終更新
:2024.12.12
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
XMTradingがFintrade Limitedブランドで仮想通貨入金に対応
2024.12.12 19:00
Zoomexがコピートレード限定キャンペーンを開催!初心者に10USDT、マスタートレーダーに最大100USDTのボーナスを進呈
2024.12.06 20:00
Zoomexが創業3周年記念イベントを開催!総額10BTCやマカオ旅行などの特典がもらえる
2024.12.06 19:30
HFMで最大3万円還元の100%入金ボーナスが2024年12月期間限定で開催
2024.12.06 19:00
【大統領選】スプレッドが急拡大したFX業者は?Exnessはほぼ変わらず
2024.12.05 20:00
GMOコインからメタマスクに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説
2024.12.05 19:30
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー