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薄商い

読み方 うすあきない
同義語 閑散商状、様子見

薄商いとは、相場における取引量(出来高)が少なくなっている状態のことです。閑散商状、様子見と言われることもあります。相場を動かす材料が少ないことを示し、売買注文や値動きがほとんどない状態となります。市場の注目を集める経済指標、金融政策決定会合、選挙などのファンダメンタルズ要因の前や、主要国の休場時(日本の正月休み・お盆休み、海外のクリスマス休暇など)などに、相場参加者が減少したり様子見に回ったりして薄商いとなります。

相場に値動きがなく、流動性が薄い状態は、リスクが高いといえます。意図的な仕掛けによって大きく値動きする変動リスクや、売買する相手が見つからないという流動性リスクがあります。このような薄商いが予想される前には予めポジションを決済したり、取引をしないなどでリスクを回避する必要があります。

knowledge 日本の正月休みが狙われたフラッシュクラッシュ

2019年1月3日早朝に、米ドル円相場をはじめとする多くの通貨ペアでフラッシュクラッシュが発生し、数百pips規模の急落・急騰が起こりました。日本人投資家が年末年始の休暇に入っており、さらに早朝ということで欧米の投資家も就寝している、まさに薄商いの状況で、投機筋による仕掛け的な動きが入ったことが原因です。米ドル円ではわずか5分で約400pipsもの大きな値動きを起こしました。これにより、多くの日本人投資家が買い持ちするポジションは損切りやロスカットに巻き込まれたと言われています。

薄商いでのフラッシュクラッシュ

Date

作成日

 : 2021.06.02

Update

最終更新

 : 2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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