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テイクプロフィット

読み方 ていくぷろふぃっと
同義語 TP、利益確定、利確、利食い
対義語 SL、ストップロス、損切り

テイクプロフィットとは、FX取引において保有しているポジションが含み益になっているときに決済し、利益を確定させることです。英語では「Take Profit」と表記するため、略して「TP」と呼ばれることもあります。日本語では、「利益確定」や「利確」、「利食い」という言い方をします。逆に、含み損になっているときに決済し、損失を確定させることを「SL」や「ストップロス」、「損切り」などといいます。

テイクプロフィットのイメージ

例えば、1ドル=100円のときにドル円の買いポジションを持った後、105円で決済して利益を得るのがテイクプロフィットです。

テイクプロフィットのイメージ

買いポジションであれば、買ったときのレートよりも高くなった際に売り注文を、売りポジションであれば、売ったときのレートよりも安くなった際に買い注文を入れます。それが約定するとテイクプロフィットとなります。テイクプロフィットという特別な注文があるわけではなく、成行注文や予約注文により決済を行います。

point MT4/MT5でよく使われる表記

世界的に有名な取引ツールであるMetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)において、指値決済注文が「Take Profit」や「T/P」と表記されるため、テイクプロフィットやTPは、指値決済注文の意味で使われる場合もあります。


Date

作成日

2021.07.07

Update

最終更新

2024.11.21

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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