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成行注文

読み方 なりゆきちゅうもん
対義語 指値注文、逆指値注文

成行注文とは、リアルタイムで表示されている価格を基準に、できるだけ早く買ったり売ったりする注文方法です。今すぐに買い注文を出したい、または売り注文を出したいときに使います。新規注文と決済注文のどちらでも利用可能です。

例えば、提示されている価格が売値1ドル100円、買値1ドル101円だった場合に成行注文を入れると、買いたいときは101円で、売りたいときは100円で基本的には取引が成立しますが、相場が急激に動いている場合や、逆に参加者が少ない場合などには、その価格で必ずしも注文が通るとは限りません。現在の価格で買いたいと思って成行注文を入れたとしても、その注文がFX会社のサーバーにたどり着くまでのわずかの間に価格が変動することがあるためです。

成行注文は、エントリーや決済で瞬間的な素早い判断が求められるスキャルピングやデイトレードといった短期取引で多用されます。

point 成行注文はスリッページが発生しやすい

成行注文は、投資家が入れた注文がFX会社のサーバーに到達した後に取引の処理が行われるため、通信にかかる時間と処理にかかる時間の両方により、注文した価格と約定した価格にズレが生じる可能性があります。この注文価格と成立価格に価格差が発生する現象をスリッページと呼びます。


Date

作成日

2020.10.29

Update

最終更新

2024.02.01

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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