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シグナル

読み方 しぐなる
同義語 サイン

シグナルとは、トレードにおける売買のタイミングを示唆するさまざまな兆候やポイントのことです。主にテクニカル分析に用いられる言葉で、チャートの形状やテクニカル指標が売買するのに適した一定の形や数値を示すことによってシグナルを読み取ります。買いと売りでシグナルが発生する条件が異なり、それぞれ「買いシグナル」「売りシグナル」と呼ばれます。また、「買いサイン」「売りサイン」と呼ばれることもあります。

最も有名なシグナルの一つが、移動平均線ゴールデンクロスデッドクロスです。これは、異なる期間の移動平均線が交差する様子から、売買シグナルを見つけ出す方法です。短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に交差することはゴールデンクロスと呼ばれ、上昇トレンドが始まる兆候となります。逆に上から下に交差することはデッドクロスと呼ばれ、売りシグナルと判断されます。

ゴールデンクロス・デッドクロス
point 早いシグナルと遅いシグナル

シグナルには、トレンド転換を敏感にとらえて早いタイミングで出るものと、遅く出るものがあります。同じ移動平均線ゴールデンクロスデッドクロスでも、価格変化に敏感な指数平滑移動平均線EMA)を使った場合は、単純移動平均線の場合よりも早くシグナルが出ます。シグナルが早ければ早いほど、トレンドの初動からエントリーでき、大きな利益を上げられますが、その分ダマシが多くなるというデメリットもあります。

また、あるトレーダーが他人にトレードタイミングを教えたり、同じ取引を取引プラットフォーム上で自動で行ったりすることがシグナル配信と呼ばれることもあります。


Date

作成日

2021.05.12

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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