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ラインチャート

読み方 らいんちゃーと
同義語 止め足、大引足

ラインチャートとは、終値を結んで描く、折れ線の形状のチャートのことです。四本値(始値高値安値終値)で構成されるローソク足チャートと比較すると、チャート上に多くの情報が描かれないため、値動きの方向性が分かりやすいというメリットがあります。

ラインチャート

また、トレンドラインを引きやすいという特徴もあります。ローソク足だとヒゲなどに惑わされがちですが、ラインチャートであれば迷わず引くことができます。さらに、ダブルトップ・ボトムや三尊・逆三尊のチャートパターンなども見つけやすくなります。

ラインチャート

一方のデメリットは、高値安値の情報が得られないことです。特にトレンド転換の目印ともなる長い上ヒゲ・下ヒゲが描かれないので、転換を察知しづらいという面もあります。同様にローソク足実体の大きさも分からないため、相場の勢いを視覚的に判断しづらいという面もあります。

knowledge 終値が最も重視される

移動平均線をはじめとするテクニカル指標は、その算出に終値を用いるものが大半です。すなわち、四本値の中では終値が最も重要視されるということです。また売買戦略にしても、終値を基準とするものが多くあります。ローソク足形成の途中経過も大事ですが、最後につける終値をベースに考えることで、分析の目線や売買ルールが固定されるメリットもあります。


Date

作成日

2021.03.03

Update

最終更新

2022.11.06

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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