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チャートパターン

読み方 ちゃーとぱたーん

チャートパターンとは、ローソク足の組み合わせによって作られる特定の形、およびその形から値動きを予測する分析方法のことを指します。主に、トレンドの転換や続伸を示唆する際に、特徴的なパターンが出現します。それにより優位性のある売買タイミングを予測することができるため、多くの投資家が参考にしています。

一口にチャートパターンといっても、さまざまな種類が存在します。下表に「トレンド転換」と「トレンド続伸(または転換)」を示唆する代表的なチャートパターンをまとめました。

代表的なチャートパターン

トレンド転換 ヘッドアンドショルダーズトップ(三尊)・ヘッドアンドショルダーズトップボトム(逆三尊)、ダブルトップ・ダブルボトム、トリプルトップ・トリプルボトム
トレンド続伸(または転換) ボックス、フラッグ、ウェッジ、ペナント・逆ペナント、トライアングル

トレンド転換を示唆し、天井圏や底値圏で出現しやすいチャートパターンが、ヘッドアンドショルダーズトップ(三尊)・ヘッドアンドショルダーズトップボトム(逆三尊)などです。これらは新高値(新安値)の更新に挑むものの、それが達成できなかった際に現れる形です。そのため、それまでの流れが反転する傾向があります。見た目として、山(谷)が二つ、三つと並ぶため、非常に目立つものだといえます。

トレンド続伸(または転換)を示唆するチャートパターンは、中段もち合いとも呼ばれます。トレンドの合間にいったん小休止する際に現れるのが特徴で、その小休止はやがてトレンド続伸か転換のどちらかに発展していきます。主なパターンは、小さな四角形や三角形を形作ります。

point チャートパターンとテクニカル指標を併用しよう

チャートパターンによって、トレンドの転換や続伸を予測することができますが、その信頼性を高めるためにはテクニカル指標を併用するのが効果的です。例えば三尊が出現して天井圏であることが予想できているなら、移動平均線MACDデッドクロスも現れる可能性があり、そうなった場合にトレードすることで勝率を高めることができます。


Date

作成日

2020.12.29

Update

最終更新

2024.11.15

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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