作成日
:2021.08.25
バイナンスコイン(BNB)は、仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンス(Binance)が独自に発行し、取引所で利用することができる仮想通貨です。ビットコイン(BTC)などの仮想通貨のように取引を行うことができるほか、バイナンス内のサービスで利用することが可能です。
2017年に行われたICO(新規通貨公開)当時はわずか10円程度でしたが、一時は7万円以上の値を付けるなど、価値が急上昇しました。2億BNBが発行されていますが、四半期ごとにバーン(燃焼)と呼ばれる処分を行っており、価値の希薄化を防いでいます。
手数料やサービスでの支払いなどによってバイナンスが得たバイナンスコインは、四半期ごとの全体取引量に基づいて計算された量がバーンされ、最終的には総発行枚数の50%に相当する1億BNBに減少するまで続けられます。バイナンスがバーンを行うのは、バイナンスコインの流通量を減らしていくことで希少性が増加し、定期的に価値が上昇していくメリットがあるためです。なお、現在どれだけのバーンを行ったのかはバイナンス内で確認することができます。
バイナンスコインは、バイナンスコインと他の仮想通貨がペアになった銘柄の取引で利用できる他に、取引手数料として支払うことやバイナンスで行われるIEO(新規取引所公開)の参加権として使われます。取引手数料をバイナンスコインで支払う場合には現物取引手数料は25%の割引、先物取引手数料は10%の割引を受けることができます。また、バイナンスコインの保有量に基づいてIEOに参加できたり、取引の端数として発生した0.001BTC以下の仮想通貨をバイナンスコインに両替することもできます。
作成日
:2021.08.25
最終更新
:2024.11.21
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー