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オーストラリア準備銀行

読み方 おーすとらりあじゅんびぎんこう

オーストラリア準備銀行(RBA:Reserve Bank of Australia)は、オーストラリアの中央銀行です。日本でいう日本銀行にあたり、紙幣の流通や金融の安定、金融政策の立案・実行を担当します。原則として1月を除く毎月第1火曜日に開催する金融政策理事会で、金融政策を審議・決定します。

理事会は総裁・副総裁・委員7名の計9名で構成されます。金融政策の中でも特に注目を集める政策金利は、オフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)の金利としています。なお、RBAは金融政策の中期的な目標を「インフレ率2~3%」での安定と定めています。

オーストラリアの経済は、石炭や鉄鉱石、銅・ウランといった資源価格の市況に強く影響を受けます。また天然資源の有力な輸出先である中国経済とも強い結びつきがあります。FXで豪ドルの絡んだ通貨ペアを売買する場合は、こうした経済環境の動向がRBAの金融政策にどんな影響を与えるかを考慮する必要があります。

point かつては高金利の象徴

2008年ごろの政策金利は7%台、2011年ごろでも4%台と、かつては高金利通貨、高スワップの象徴的存在でした。しかし、2012年以降は利下げサイクルに入り、2020年12月には0.10%にまで引き下げられました。金利低下に伴ってスワップポイントも大幅に低下したため、現在では高金利通貨に分類されていません。


Date

作成日

2021.07.16

Update

最終更新

2024.11.15

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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