作成日
:2021.04.29
JASDAQとは、東京証券取引所が運営する中小型株中心の株式市場です。700社を超える企業が上場しており、新規上場するのに損益や規模などの実績が要求される「スタンダード」と、成長性の高い企業が上場する「グロース」に分かれています。
近年では、JASDAQに上場する企業は減少傾向にあります。東証一部や二部などへの市場変更を行う銘柄が多いことと、新興企業が上場先にJASDAQグロースではなくマザーズを選ぶことが増えているためです。
JASDAQ-TOP20には連動する上場投資信託(ETF)「JASDAQ-TOP20上場投信(1551)」があり、投資家はJASDAQのメジャーな銘柄にまとめて投資することができます。JASDAQ-TOP20に含まれないJASDAQ上場銘柄は、個別銘柄を購入する他、「JASDAQ」「J-Stock」が名称に入っている投資信託を通じて投資することができます。J-Stockとは、JASDAQ市場に上場する国内の普通株式のうち、時価総額・売買代金を勘案して選定した上限100銘柄を対象とした株価指数「J-Stock Index」のことです。
近年、JASDAQ INDEXはTOPIXや日経平均を大きく上回る成績を収めてきました。これは株式投資における「小型株効果」によるものです。世界的・長期的に、時価総額が小さい株式で構成されたポートフォリオは、大型株のポートフォリオより良い成績を示すことが知られています。JASDAQには東証一部上場銘柄より時価総額が小さい企業が集まっており、複数の銘柄に分散投資することで小型株効果を得ることができます。
作成日
:2021.04.29
最終更新
:2024.11.15
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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