作成日
:2021.04.28
逆張りとは、相場の流れに逆らうよう、それまでとは逆の方向に売買する戦略のことです。相場が上昇して買われ過ぎの状況なら売り、下降して売られ過ぎの状況なら買いのポジションで利益を上げます。英語ではカウンタートレードと呼びます。
レンジ相場と呼ばれる、一定の値幅の間を行き来する環境においては、この逆張り戦略が有効です。しかし、一方方向への値動きが継続するトレンド相場で逆張りをしてしまうと、大きな損失が発生する可能性もあります。
逆張りでの売買タイミングを判断するには、オシレーター系指標が役立ちます。RSIやストキャスティクスなどは、数値が振り子のように行ったり来たりを繰り返し、相場の買われ過ぎや売られ過ぎを把握することができます。
FXにおいて、トレンド相場になっている時間よりもレンジ相場になっている時間の方が多いといわれています。レンジ相場で逆張りする場合は、トレンド相場での順張りに比べて、獲得の期待できる値幅が小さくなり、その一方で取引の機会は多くなります。
作成日
:2021.04.28
最終更新
:2024.11.15
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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