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値ごろ感

読み方 ねごろかん
同義語 割安感

値ごろ感とは、為替や株などにおいて、売買メリットがあると投資家が感じる価格水準を指し、主に逆張りをする際の判断に使われます。何らかの指標で具体的に定義づけられているわけではなく、主観的な判断であることが特徴です。

一般的に値ごろ感があると見なされるのは、売られ過ぎている場合と買われ過ぎている場合です。テクニカル的な示唆がなくても、直感的に売られ過ぎや買われ過ぎが感じられる場面では、投資家が値ごろ感を意識する可能性があります。RSIなどのオシレーター系テクニカル指標の示唆と値ごろ感の広がりが一致する場合、値ごろ感や各種オシレーターが示唆する方向に動く可能性が高まると想定できます。

値ごろ感
point 値ごろ感による逆張りに注意

「もうはまだなり、まだはもうなり」というのは、有名な相場格言です。「もうトレンドは終わる」と思っていたらまだ続くことがあり、その逆に「まだトレンドが続く」と思っていたらもう終了段階になっていた、という具合です。値ごろ感から逆張りでトレードする場合は、「もうトレンドが終わる」という相場観に基づいていますが、そんな相場観があるからといって必ずしも反転するわけではありません。この相場格言を肝に銘じて、総合的な相場分析をする必要があるといえます。


Date

作成日

2020.12.29

Update

最終更新

2024.03.31

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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