作成日
:2025.07.14
2025.07.15 03:32
本日のNY為替市場のドル円は、米国株式・債券市場の動向を注視しながら、トランプ米大統領のロシアに関する重大発表に注目することになる。
トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する相互関税率を4月の20%から30%に引き上げたことで、通商交渉の猶予期限とされる8月1日に向けて、欧米通商交渉の進展を見極めていくことになる。
フォンデアライエン欧州委員長は、米国の関税に対する対抗措置の停止期間を8月上旬まで延長し、交渉による解決を引き続き目指す方針を明らかにしつつも、交渉がまとまらない場合は報復関税を打ち出す可能性も示唆している。
シェフコビッチ欧州委員会副委員長は「米国の関税計画は、相互の貿易の障害になる」と述べつつ、本日、米国と協議する予定、と述べた。
今週は17-18日にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されるものの、米国の交渉担当者でもあるベッセント米財務長官は欠席して、19日の大阪万博会場での米国の「ナショナルデー」の催し物に参加することになっている。
赤沢経済再生相は、20日の参議院選挙の投開票を控えて、ベッセント米財務長官との通商交渉を目論んでいる、と報じられている。
本日のトランプ米大統領のロシアに関する重大発表では、ロシアに対する制裁強化やウクライナに対する支援強化などが予想されている。
トランプ米大統領の発表を受けて、ウクライナ情勢の地政学リスクの高まりから有事のドル買いとなった場合、200日移動平均線の149.71円を念頭に置き、11日時点で円のネット買い持ちポジションが116155枚になっているシカゴIMM筋の手仕舞いのタイミングを見極めることになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、149.71円(200日移動平均線)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、146.14円 (7/11安値)
(山下)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.14
作成日
:2025.07.14
最終更新
:2025.07.15
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Exnessでスワップフリーが突如剥奪されるバグ発生、対象者には補償予定
2025.07.18 19:00
FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」を開催!入金&取引で豪華賞品をプレゼント
2025.07.16 19:00
海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か
2025.07.15 19:00
スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加
2025.07.09 19:30
海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは
2025.07.09 19:00
海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる
2025.07.04 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー