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標準偏差チャネルを表示・設定する方法

標準偏差チャネルとは、統計学の線形回帰標準偏差の概念を組み入れたテクニカル指標です。線形回帰ラインと上下2本の合計3本のラインで構成され、上下2本のラインが標準偏差から求められる点が、線形回帰チャネルとの大きな違いです。線形回帰チャネル同様、線形回帰ラインの上部のラインは、レジスタンスライン(上値抵抗線)、下部のラインはサポートライン(下値支持線)として機能し、ブレイクポイントの目安として判断することができます。ここでは、MetaTrader5での標準偏差チャネルの表示・設定方法を説明します。

参照:線形回帰チャネルを表示・設定する方法

手順1

メニューバーの「挿入」をクリックします。「オブジェクト」、「チャネル」の順にマウスポインターを動かし、「標準偏差チャネル」を選択します。

「標準偏差チャネル」を選択 「標準偏差チャネル」を選択

手順2

チャート上で、標準偏差チャネルの起点となる箇所でクリックし、終点までドラッグすると、標準偏差チャネルが形成されます。

標準偏差チャネルの起点となる箇所でクリックし、終点までドラッグすると、標準偏差チャネルが形成 標準偏差チャネルの起点となる箇所でクリックし、終点までドラッグすると、標準偏差チャネルが形成
point 標準偏差チャネル作成時に表示される数値
標準偏差チャネル作成時に表示される数値 標準偏差チャネル作成時に表示される数値

ドラッグ時に表示される数値は、起点から終点までの足の数とポイント数を示します。

手順3

チャート上に表示した標準偏差チャネルの位置を調整する場合、標準偏差チャネル上に白点が表示されていることを確認し、変更箇所に応じて、各白点の位置を変更します。白点が表示されていない場合は、標準偏差チャネル付近でダブルクリックすると、標準偏差チャネル上に白点が表示され、編集が可能な状態になります。

変更箇所に応じて、各白点の位置を変更 変更箇所に応じて、各白点の位置を変更

番号

説明

1

標準偏差チャネルの起点の位置を変更します。

2

標準偏差チャネルの位置を変更します。

3

標準偏差チャネルの終点の位置を変更します。

手順4

標準偏差チャネルの設定の変更を行う場合、標準偏差チャネル付近で、右クリックし「プロパティ (標準偏差チャネル名)」を選択します。

標準偏差チャネル付近で、右クリックし「プロパティ (標準偏差チャネル名)」をクリック 標準偏差チャネル付近で、右クリックし「プロパティ (標準偏差チャネル名)」をクリック

手順5

標準偏差チャネルの設定画面が表示されます。「共有」「パラメータ」「表示選択」の3つのタブ内で標準偏差チャネルの詳細設定を行い、設定完了後、「OK」ボタンをクリックします。

「共有」タブの設定

設定完了後、「OK」ボタンをクリック 設定完了後、「OK」ボタンをクリック

番号

項目名

説明

1

名前

標準偏差チャネルの名称を付与します。

2

説明

説明を入力すると、チャート上に標準偏差チャネルの説明を表示することができます。
参照:オブジェクトの説明の表示を有効にする方法

3

スタイル

表示する標準偏差チャネルの色、線の種類、線の太さを設定します。

4

オブジェクトを背景として表示

標準偏差チャネルをチャートの後ろ側に表示する場合は、チェックを入れます。

5

選択を無効化

標準偏差チャネルの編集を不可にする場合、チェックを入れます。

「パラメータ」タブの設定

「パラメータ」タブの設定 「パラメータ」タブの設定

番号

項目名

説明

1

起点の位置

起点の位置を日時で指定します。

2

終点の位置

終点の位置を日時で指定します。

3

延長・塗りつぶし

標準偏差チャネルを左右に延長する場合や、標準偏差チャネル内を塗りつぶす場合は、各設定のチェックボックスにチェックを入れます。

4

偏差

標準偏差の倍率を指定します。「2」とすると、標準偏差±2σの幅で標準偏差チャネルが形成されます。

標準偏差チャネルを「右に延長」した場合

標準偏差チャネルを「右に延長」した場合 標準偏差チャネルを「右に延長」した場合

標準偏差チャネルを「左に延長」した場合

標準偏差チャネルを「左に延長」した場合 標準偏差チャネルを「左に延長」した場合

標準偏差チャネルを「塗りつぶし」した場合

標準偏差チャネルを「塗りつぶし」した場合 標準偏差チャネルを「塗りつぶし」した場合

「表示選択」タブの設定

表示する時間足を指定する場合、「表示選択」タブ内で、詳細設定を行います。

「表示選択」タブの設定 「表示選択」タブの設定

Date

作成日

 : 2021.01.22

Update

最終更新

 : 2021.07.15

著者情報

中丸 貴仁 | Takayoshi Nakamaru

マニュアル制作コンサルタント歴12年 経営学修士(MBA)

arw
Takayoshi Nakamaru

マニュアル制作会社フィンテックスにて、マニュアルに関する様々な顧客課題解決に従事。金融系からエンターテインメント系まで様々な経験から幅広い業務知識を得て、「分かりやすいマニュアル」のあるべき姿を提示。複数の大企業で、外部マニュアル制作プロジェクトマネージャーを兼務している。

【企業情報】
http://www.fintecs.co.jp/profile/

監修者情報

高木 明 | Akira Takagi

システムエンジニア・MetaTraderアドミニストレータ

arw
Akira Takagi

2014年、ブラジルUninove大学 コンピュータ科学科を卒業し、その後、様々なシステム開発に携わる。
2019年にFXサービス立ち上げに開発者として参加。その後、MetaTraderのプラグインおよびAPIの開発にも従事。MetaQuotes社認定の、MetaTrader5 Administratorの資格を保持しており、開発だけでなく、コンサルティングやアドバイザーとしても活躍している。


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