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メール通知によるアラート設定方法

MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)では、デスクトップ端末上でアラートを鳴らす条件を満たした場合に、登録したメールアドレス宛てに通知を送信することができます。なお、プッシュ通知の設定は、PC端末のMT4/MT5が起動している場合に限り有効です。

point EA・インディケータなどで利用される

エキスパートアドバイザ(EA)インディケータのアラート機能で利用されることが多く、PC端末から離れた場所での取引確認やトレードチャンスの確認に役立ちます。EA・インディケータ以外にも、プッシュ通知を送信する条件を手動で設定することも可能です。

ここでは、MT4/MT5にて、メール通知によるアラート設定を行う方法を説明します。

参照: プログラム起動によるアラート設定方法
通知音によるアラート設定方法
スマートフォンへのプッシュ通知によるアラート設定方法

MT4/MT5のそれぞれの説明はタブ切替でご確認いただけます。

mt4
mt5

手順1

メニューバーの「ツール」をクリックし、「オプション」を選択します。(ショートカットキー操作 :「Ctrl」+「O」)

オプション画像を開く オプション画像を開く

手順2

「E-メール」タブ内で、「有効にする」のチェックボックスにチェックを入れ、必要な情報を入力後、「OK」ボタンをクリックします。

「E - メール」設定 「E - メール」設定

番号

項目名

説明

1

SMTPサーバー

送信元EメールのSMTPサーバIPアドレスとポート番号を入力します。

2

SMTPログインID

送信元EメールのSMTPサーバのログインIDを入力します。

3

SMTPパスワード

送信元EメールのSMTPサーバのパスワードを入力します。

4

発信元

送信元Eメールアドレスを入力します。送信先Eメールアドレスと同じEメールアドレスをご利用頂けます。

5

送信先

送信先Eメールアドレスを入力します。送信元Eメールアドレスと同じEメールアドレスをご利用頂けます。

6

テスト

送信元EメールのSMTPサーバのアカウント情報と、送信元Eメール、送信先Eメールを入力後、「テスト」をクリックするとテストメールを送信することができます。

point EA・インディケータはメール通知の設定だけでOK

エキスパートアドバイザ(EA)やインディケータのアラート機能でメール通知を利用する場合、手順2まで完了すれば、他の設定をする必要はありません。EA・インディケータ側で設定された条件を満たした場合に、メール通知が送信されます。手動でアラート条件を設定する場合は、手順3以降の設定が必要です。

手順3

ターミナルの「アラーム設定」タブをクリックし、ターミナル内で右クリックします。

ターミナルの「アラーム設定」タブ内で右クリック ターミナルの「アラーム設定」タブ内で右クリック

手順4

メニュー一覧より、「作成」を選択します。

「作成」をクリックしてアラーム設定 「作成」をクリックしてアラーム設定

手順5

「有効にする」のチェックボックスにチェックを入れ、「アクション指定」選択欄にて「Mail」を選択します。

アラーム設定でアクション指定(Mail) アラーム設定でアクション指定(Mail)

手順6

「ソース」選択欄の右側の「...」ボタンをクリックします。

アラーム設定で送信メールを設定 アラーム設定で送信メールを設定

手順7

件名にタイトルを、本文欄にメッセージを入力し、「送信」ボタンをクリックします。

送信メール設定 送信メール設定
point 「テスト」ボタンでテストメールの送信が可能

「テスト」ボタンをクリックすると、テストメールを送信することができます。

アラーム設定でメール通知によるアラームテストを行う アラーム設定でメール通知によるアラームテストを行う

手順8

アラームの設定を行い、設定完了後、「OK」ボタンをクリックします。

アラームの詳細設定 アラームの詳細設定

番号

項目名

説明

1

期限

アラームの有効期限を指定します。有効期限を指定する場合、チェックボックスにチェックを入れ、有効期限を入力、もしくは「カレンダー」マークをクリックして日時を選択します。

2

通貨ペア・条件・値

アラーム通知を設定する通貨ペア、条件、値を指定します。
Bid <:指定した通貨ペアのBid値が指定した値を下回ると、通知を行います。
Bid >:設定した通貨ペアのBid値が指定した値を上回ると、通知を行います。
Ask <:設定した通貨ペアのAsk値が指定した値を下回ると、通知を行います。
Ask >:設定した通貨ペアのAsk値が指定した値を上回ると、通知を行います。
Time =:指定した時刻に、通知を行います。値は「HH:MM」の形式で入力します。

3

間隔設定

メールの通知時間の間隔を選択します。

4

最大反復数

メール通知のリピート回数を指定します。リピート回数は直接入力、またはプルダウンメニューより選択して設定します。

手順9

ターミナルの「アラーム設定」タブに、作成したアラートが反映されます。

アラーム設定 アラーム設定

アラームが完了すると、アラームに一時停止マークが表示されます。

アラーム通知 アラーム通知

手順10

設定したアラーム設定を変更する場合、アラーム上で右クリックし、メニュー一覧より「修正」を選択します。アラームを削除する場合は「削除」を、一時的に無効にする場合は、「無効/有効」を選択します。

アラーム設定を修正・削除・無効/有効 アラーム設定を修正・削除・無効/有効

動画

手順1

メニューバーの「ツール」をクリックし、「オプション」を選択します。(ショートカットキー操作 :「Ctrl」+「O」)

表示可能なバー数を増やす設定 表示可能なバー数を増やす設定

手順2

「Eメール」タブ内で、「メール設定を有効にする」のチェックボックスにチェックを入れ、送信元EメールのSMTPサーバのアカウント情報と、送信元Eメールアドレス、送信先Eメールアドレスを入力します。設定完了後、「OK」ボタンをクリックします。

情報を入力してOKボタン 情報を入力してOKボタン

番号

項目名

説明

1

SMTPサーバ

送信元EメールのSMTPサーバのIPアドレスとポート番号を入力します。

2

SMTPログイン

送信元EメールのSMTPサーバのログインIDを入力します。

3

SMTPパスワード

送信元EメールのSMTPサーバのパスワードを入力します。

4

差出人

送信元Eメールアドレスを入力します。送信先Eメールアドレスと同じEメールアドレスをご利用頂けます。

5

宛先

送信先Eメールアドレスを入力します。送信元Eメールアドレスと同じEメールアドレスをご利用頂けます。

6

テスト

送信元EメールのSMTPサーバのアカウント情報と、送信元Eメール、送信先Eメールを入力後、「テスト」をクリックするとテストメールを送信することができます。

手順3

ツールボックスの「アラート」タブをクリックし、ツールボックス内で右クリックします。

ツールボックス内で右クリック ツールボックス内で右クリック

手順4

メニュー一覧より、「新規メール」を選択します。

「新規メール」を選択 「新規メール」を選択

手順5

「有効化」のチェックボックスにチェックを入れ、「動作」選択欄にて「メール」を選択します。

「動作」選択欄にて「メール」を選択 「動作」選択欄にて「メール」を選択

手順6

「ソース」選択欄の右側の「...」ボタンをクリックします。

「...」ボタンをクリック 「...」ボタンをクリック

手順7

表題にタイトルを、本文欄にメッセージを入力し、「有効にする」ボタンをクリックします。

「有効にする」ボタンをクリック 「有効にする」ボタンをクリック
point 「テスト」ボタンでテストメールの送信が可能

「テスト」ボタンをクリックすると、テストメールを送信することができます。

「テスト」ボタンでテストメールの送信が可能 「テスト」ボタンでテストメールの送信が可能

手順8

アラートの設定を行い、設定完了後、「OK」ボタンをクリックします。

設定完了後、「OK」ボタンをクリック 設定完了後、「OK」ボタンをクリック

番号

項目名

説明

1

期限

アラートの有効期限を指定します。有効期限を指定する場合、チェックボックスにチェックを入れ、有効期限を入力、または選択します。有効期限を指定しない場合は、チェックボックスにXを入れます。

2

銘柄・条件・値

アラート通知を設定する銘柄、条件、値を指定します。
Bid <:設定した銘柄のBid値が指定した値を下回ると、通知を行います。
Bid >:設定した銘柄のBid値が指定した値を上回ると、通知を行います。
Ask <:設定した銘柄のAsk値が指定した値を下回ると、通知を行います。
Ask >:設定した銘柄のAsk値が指定した値を上回ると、通知を行います。
Last <:設定した銘柄の直近の価格が指定した値を下回ると、通知を行います。
Last >:設定した銘柄の直近の価格が指定した値を上回ると、通知を行います。
Volume <:設定した銘柄の直近の約定数量が指定した値を下回ると、通知を行います。値は金額単位(基軸通貨単位)で入力します。
Volume >:設定した銘柄の直近の約定数量が指定した値を上回ると、通知を行います。値は金額単位(基軸通貨単位)で入力します。
Time =:指定した時刻に、通知を行います。値は「HH:MM」の形式で入力します。

3

時間制限

メールの通知時間の間隔を選択します。

4

回数制限

メール通知のリピート回数を指定します。リピート回数は直接入力、またはプルダウンメニューより選択して設定します。

手順9

ツールボックスの「アラート」タブ内に、作成したアラートが反映されます。

作成したアラートが反映 作成したアラートが反映

アラートが完了すると、アラートにチェックマークが表示されます。

アラートにチェックマークが表示 アラートにチェックマークが表示

手順10

設定したアラート設定を変更する場合、アラート上で右クリックし、メニュー一覧より「変更」を選択します。アラートを削除する場合は「削除」を、一時的に無効にする場合は、「有効オフ」を選択します。

設定したアラート設定を変更 設定したアラート設定を変更

動画


Date

作成日

2021.02.01

Update

最終更新

2024.01.18

中丸 貴仁 | Takayoshi Nakamaru

マニュアル制作コンサルタント歴12年 経営学修士(MBA)

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中丸 貴仁

マニュアル制作会社フィンテックスにて、マニュアルに関する様々な顧客課題解決に従事。
金融系からエンターテインメント系まで様々な経験から幅広い業務知識を得て、「分かりやすいマニュアル」のあるべき姿を提示。
複数の大企業で、外部マニュアル制作プロジェクトマネージャーを兼務している。

【企業情報】
http://www.fintecs.co.jp/profile/

監修者情報

高木 明 | Akira Takagi

システムエンジニア・MetaTraderアドミニストレータ

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高木 明

2014年、ブラジルUninove大学 コンピュータ科学科を卒業し、その後、様々なシステム開発に携わる。
2019年にFXサービス立ち上げに開発者として参加。その後、MetaTraderのプラグインおよびAPIの開発にも従事。MetaQuotes社認定の、MetaTrader5 Administratorの資格を保持しており、開発だけでなく、コンサルティングやアドバイザーとしても活躍している。

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