作成日
:2021.08.17
ニュージーランド準備銀行とは、ニュージーランドの金融政策を決定し実行する中央銀行のことです。日本でいう日本銀行にあたります。英語表記の「Reserve Bank of New Zealand」の頭文字を取ってRBNZと呼ばれることもあります。
ニュージーランド準備銀行が発表する声明や政策金利は、NZドル相場に大きな影響を与えることがあります。政策金利の対象は、オフィシャルキャッシュレート(市中銀行の翌日物金利)です。
ニュージーランドは政策金利がとても高い期間が長らく続いていました。NZドルは先進国の中でも群を抜いた高金利通貨(リーマンショック前の2008年6月の政策金利は8.25%)で、買いポジションの受け取りスワップポイントが非常に高く、FX投資家から人気を集めていました。また、FXのスワップポイント以外に、外貨預金や外貨建て投資信託などでも、NZドルに関係する商品は利回りが高いことで知られていました。
しかし、2015年ごろからは、隣国であるオーストラリアと共に景気局面が変化し、政策金利は引き下げられることになりました。2015年5月に3.5%だった政策金利は、2020年に0.25%まで引き下げられています。豪ドルと共に、高金利通貨であるとのイメージは薄れています。
作成日
:2021.08.17
最終更新
:2024.11.15
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー