作成日
:2021.05.06
単元未満株とは、通常の株式取引を行う際の売買単位である「単元」に満たない株数のことをいいます。日本の証券取引所は全て1単元の株数を100株と定めており、現在上場している株式の1単元は100株に統一されています。通常の株式取引では、単元の整数倍で取引が行われます。つまり、売買は100株、200株、300株と100株単位で行われ、50株など単元未満の株数での取引を行うことはありません。そうした100株未満の「端株(はかぶ)」が、単元未満株となります。
単元未満株は、株式分割や会社の合併、減資、子会社化、1単元の変更、持株会社への移行、新株予約権付社債の権利行使などの際に発生します。例えば、1株を1.4株にする株式分割が行われた場合、600株保有していた株主は分割後に840株を保有することになり、40株部分が単元未満株となります。また、証券会社によっては、単元に満たない株数の取引ができる「ミニ株」サービスを提供している場合があります。
単元は売買の単位であるほかに、企業の経営に参加する権利の単位でもあります。1単元の株式について議決権の行使が認められ、単元未満株については、議決権を行使することができません。しかし、単元未満株であっても配当を受け取ることは可能です。
作成日
:2021.05.06
最終更新
:2024.11.18
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー