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マルチタイムフレーム分析

読み方 まるちたいむふれーむぶんせき
同義語 MTF

マルチタイムフレーム分析とは、チャート分析において短期足から長期足まで複数の時間足のチャートを総合的に分析して、売買戦略を立てる考え方のことです。英語の「Multiple Time Frame Analysis」を略してMTFと呼ばれることもあります。

マルチタイムフレーム分析

単一の時間足だけで相場分析をすると、その時間足だけの値動きしか把握することができません。しかし、短期的には下降トレンドであっても、もっと長期的な時間軸で見ると上昇トレンドが継続中ということもあります。こうした場合に、マルチタイムフレーム分析を行うと、再度上昇に転じる可能性を考慮に入れやすくなります。

マルチタイムフレーム分析

例えば、週足日足などで長期的なトレンドを把握した上で、4時間足や1時間足といった中期チャートで日々の値動きを確認し、さらに1時間未満の時間足で短期的な値動きを見ていきます。短期的なトレードをする際には、大きな流れに逆らわない方が良い結果が残せるといえるので、このように長い時間足から短い時間足へと順に見ていき、売買戦略を立てることが推奨されます。

point トレンドの中にも反転する動きが必ずある

上昇、下降どちらのトレンドであっても、一直線にレートが動き続けるわけではありません。小刻みに上下変動を繰り返しながらトレンドの方向にレートが動いていくので、長期チャートで大局のトレンドをつかみ、短期・中期のチャートで押し目買い戻り売りエントリーチャンスを探すのが王道です。


Date

作成日

2021.02.17

Update

最終更新

2023.05.19

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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