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指値注文

読み方 さしねちゅうもん
同義語 リミット注文
対義語 逆指値注文

指値注文とは、投資家にとって現在(あるいは基準になる価格)よりも有利な価格での売買を予約する注文方法です。その時点の価格から見て、もっと安く買いたい、あるいは高く売りたいときに利用します。

指値注文は、新規にポジションを持つときや利益を確定するときに役立ちます。例えば新規注文時においては、現在の価格が1ドル100円のとき、「99円まで下がったら買いたい」「101円まで上がったら売りたい」という具合に、有利な価格で取引したい場合に使います。トレンド相場の場合、押し目買い戻り売りをする場合に指値注文が使われることになります。

指値注文(新規注文時)

決済注文時においては、現在の価格が1ドル100円のときに買いポジションを持ったなら「101円まで上がったら売りたい(決済したい)」というように、利益を確定させる使い方ができます。決済注文の場合、利益確定としての使い方が主流ですが、損切りとして利用することもできます。その場合は、現在の価格よりも有利な方向、つまり損失が減る方向に価格が動いた際に決済を行います。

指値注文(決済注文時)
point 指値注文は指定価格に到達することが条件

指値注文は指定した価格に到達すると自動的に取引が実行されるため、チャートを常時見ていなくても取引できるメリットがありますが、その指定価格に到達しない限り、注文が成立しないというデメリットもあります。


Date

作成日

2020.10.29

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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