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IFO注文

読み方 あいえふおーちゅうもん
同義語 イフダンOCO

IFO(イフダンOCO)注文とは、新規の予約注文と同時に、利益確定のための指値注文と、損失限定のための逆指値注文の二つをまとめて発注することができる注文方法です。指値注文逆指値注文のうち一つが約定したらもう一方はキャンセルされます。新規の予約注文と同時にその決済注文を発注できるIFD(イフダン)注文と、二つの注文を同時に発注し、一つが約定したらもう一方をキャンセルするOCO注文を組み合わせた注文方法なので、IFO(イフダンOCO)注文と呼ばれます。

例えば、「101円になったときに買う注文を出し(新規注文)、その後102円まで上昇したら売り決済して利益確定を行い(決済指値注文)、100円まで下降したら売り決済して損切りを行う(決済逆指値注文)」というような注文を出したい場合に使います。レートが先に102円に達したら、利益確定指値注文が成立し、損失確定の逆指値注文がキャンセルされます。逆に、レートが先に100円に達したら、指値注文がキャンセルされる代わりに逆指値注文が成立します。利益確定と損切りという2種類のシナリオを考えてトレードするときに有効な注文方法です。

IFO注文
point トレードでは出口戦略も重要

FXでトレードする際は、売買のシナリオをしっかりと考えることが重要です。エントリーの条件だけでなく、どこで利益確定や損切りをするのかをあらかじめ決めて予約注文を出しておけば、行き当たりばったりのトレードを防ぐことができます。


Date

作成日

2020.12.21

Update

最終更新

2024.11.14

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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