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ヒストリカルデータ

読み方 ひすとりかるでーた

ヒストリカルデータとは、過去の相場の値動きに関するデータのことです。ヒストリカルとは歴史、履歴という意味で、FXでのヒストリカルデータには、特定の時間足に対応して4本値(OHLC)などのデータをまとめたものや、ミリ秒単位ですべての値動きを記録したティックデータがあります。

ヒストリカルデータは主に、自動売買システムの取引ロジックのバックテストに使われます。バックテストとは、取引ロジックを過去の値動きに当てはめてみて、どのような結果になるのかを検証するものです。

FXのレートを提示しているFX会社の中には、そのデータを保存してヒストリカルデータとして公開しているところがあります。全てのFX会社がヒストリカルデータを提供しているわけではなく、それぞれのFX会社によって提供しているヒストリカルデータの内容や期間、精度は異なります。

knowledge MetaQuotes社のヒストリカルデータは精度が低い?

ヒストリカルデータは、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)のEA自動売買プログラム)のバックテストで主に利用されています。MT4/MT5の開発元であるMetaQuotes社もヒストリカルデータを提供しており、MT4/MT5経由で簡単にダウンロードできます。しかし、欠けているデータがあるなど精度が低いことから、投資家による評判があまり良くありません。そこで、多くの投資家は、精度の高いデータを提供しているFX会社からヒストリカルデータを入手しています。


Date

作成日

2020.12.28

Update

最終更新

2024.11.15

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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