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欧州中央銀行理事会

読み方 おうしゅうちゅうおうぎんこうりじかい

欧州中央銀行理事会とは、欧州中央銀行(ECB)の政策理事会のことです。欧州中央銀行は、役員会、政策理事会、一般理事会の3機関で構成され、このうち政策理事会はECBの意思決定を担う最重要機関です。ユーロ圏を構成する19か国の金融政策は、この政策理事会が決定し、各国の中央銀行はその決定に従います。

政策理事会は、ECBの総裁・副総裁および理事4名と、ユーロ圏19カ国の中央銀行総裁の計25名で構成され、金融政策の目標策定や政策金利の決定などを行います。ドイツのフランクフルトにあるECB本部で6週間ごとに定例会合が行われ、その後に開かれるECB総裁の記者会見は市場参加者から注目されます。

point 政策金利はFXの重大要素

ECB政策理事会は、ユーロ圏の政策金利などの重要な金融政策を決定するため、その動向は為替市場にも大きな影響を与えます。利上げが行われるとその通貨は買われ、利下げが行われると売られる傾向があるため、政策金利はFXにとって重要なファンタメンタルズの要素です。政策金利に関する政策理事会の正式な決定が行われた場合だけでなく、政策理事会のメンバーであるECB総裁や各国の中央銀行総裁などの発言から、今後の政策理事会の方針についての予測がなされ、それを契機に為替レートが動く場合もあります。


Date

作成日

2020.12.21

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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