作成日
:2020.12.24
世界三大市場とは、FXの取引量が多い東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場を指します。また、FXにおける市場とは、FXの取引が盛んな地域をいいます。インターネットを通じて世界各地で取引されており、株取引と違って証券取引所のような機関は一般的に存在しません。
世界三大市場は、日本時間の朝から夕方にかけては東京市場、夕方から深夜にかけてはロンドン市場、そして夜から早朝にかけてはニューヨーク市場となります。このうち、ロンドン市場は最も多くの取引が行われています。
世界三大市場にはそれぞれ、値動きの特徴があります。東京市場は他の市場に比べて値動きが緩やかな傾向があり、ロンドン市場では欧州の参加者が加わって値動きが活発化する傾向があります。ニューヨーク市場は米国の市場参加者が加わって、ロンドン市場が終わる時間帯とニューヨーク市場の始まりが重なる時間帯は特に取引が活発です。また、米雇用統計など重要な経済指標が発表され、相場が大きく動くこともあります。
FXは24時間連続で取引できる一方、どこかで営業日の区切りが必要です。ニューヨーク市場とアジア市場の間をつなぐのはオセアニア市場であり、この市場は他の主要3市場に比べて取引規模が小さいです。そこで、米東部時間午後5時(日本時間午前6時または午前7時)を営業日の区切りにするのが一般的です。
作成日
:2020.12.24
最終更新
:2024.11.14
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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