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S&P500

読み方 えすあんどぴーごひゃく

S&P500は、米国の時価総額の大きい「大型株」で構成される株価指数です。企業やデリバティブの格付け、指数算出などで知られるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選出する500社の株価について、時価総額加重平均したもので、NYダウやラッセル1000と並び米国株式市場を代表する指数です。

米国ではおよそ3,500社の企業が上場していますが、S&P500は全体の時価総額の約75%をカバーしています。残り25%の動きをカバーする指数として、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社は、S&P MidCap 400、S&P SmallCap 600を提供しています。

knowledge S&P500の銘柄入れ替えは必要に応じて行われる

S&P500は、株価指数委員会によって構成銘柄が決められており、単に時価総額が大きい500銘柄をカバーしているわけではありません。必要に応じて入れ替えが行われます。電気自動車メーカーのテスラは、S&P500加入前から時価総額でトヨタ自動車を超えるまでに成長していましたが、S&P500に採用されるまでにはかなりの時間を要しました。

2020年にS&P500の上位を占めたのは、Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoftの5銘柄、いわゆる「GAFAM」です。この5銘柄で時価総額の約2割を占め、「S&P5」と呼ばれることもあります。実際に、日本を代表する株価指数のTOPIXや、欧州のストックス欧州600(STOXX Europe 600)と比べても、テクノロジーセクターへの偏重が際立っているのが特徴です。


Date

作成日

2020.12.24

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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