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ショートカバー

読み方 しょーとかばー

ショートカバーとは、売りポジションを買い戻して決済することです。また、売りポジションの大量決済によって価格が押し上がる状況に対しても、ショートカバーという表現が用いられます。これにより、相場が一時的に大きく反発した様相になることがあります。

ショートカバー

例えば、相場が大幅に値下がりした局面で、短期筋が利益確定のため一斉に買い戻すと、チャートは反発を見せます。あるいは、下降トレンドが一旦停滞してした局面で、一部の投資家が利益確定のために売りポジションを解消し始めると、これをきっかけに他の投資家たちも連鎖的に買い戻しを行い、反発上昇するという展開もあります。

ショートカバー
knowledge 機関投資家の仕掛けがトレンドを生み出す?

ショートカバーという言葉は、個人投資家というよりも、機関投資家の行動を表します。「機関投資家によるショートカバーが入り、相場が反発した」などの表現に用いられることが多いです。ある大口機関投資家のショートカバーにより、レートに変化が現れると、他の機関投資家も利益の確定を急ぐようになり、この流れで一般の投資家の売りポジションを踏み上げながら上昇し、市場のトレンドすら変えることもあります。この踏み上げを、英語ではショートスクイーズと呼びます。


Date

作成日

2021.01.14

Update

最終更新

2022.04.20

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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