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店頭デリバティブ

読み方 てんとうでりばてぃぶ
対義語 市場デリバティブ、上場デリバティブ

店頭デリバティブとは、デリバティブ(金融派生商品)のうち、取引所などを介すことなく金融機関と顧客の間で相対取引が行われる商品のことです。FXもデリバティブの一種で、「くりっく365」のような取引所取引以外は、店頭デリバティブに含まれます。

FXの他にも店頭デリバティブには有価証券や株価指数先物取引、オプション取引などさまざまな商品があり、多くの個人投資家がこうした商品の売買を行っています。

point 店頭デリバティブは不招請勧誘禁止

店頭デリバティブで取り扱われている商品の中にはハイリスク商品も含まれているため、個人投資家に対しては不招請勧誘禁止の対象となっています。これは投資家からの要望がない限り、証券会社など金融機関から電話や訪問による勧誘をすることが禁止されているという意味です。

株式投資のように知名度の高い投資では、証券取引所での取引が大きなウェイトを占めているため店頭デリバティブの存在をあまり意識しませんが、実際には取引所を通じて取引される市場デリバティブよりも店頭デリバティブの方が圧倒的に規模が大きく、日本でも同様の傾向が見られます。相対取引であるため全体像をつかみにくい部分はありますが、既に金融マーケットの世界では大きな存在感を持つ商品であるという認識は必要でしょう。


Date

作成日

2021.07.16

Update

最終更新

2022.12.12

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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