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ニューヨーククローズ

読み方 にゅーよーくくろーず
同義語 NYクローズ、NYC

ニューヨーククローズとは、米国のニューヨーク市場が終了し、一日の区切りとして扱われる時間、またはその時点のレートをいいます。米国東部時間の17時(日本時間では午前7時、夏時間は午前6時)を指します。FXは、世界中のあらゆる国で24時間取引が行われており、一日の開始・終了時間が定められているわけではありません。ただし一般的には、ニューヨーク市場の終了を一日の区切りと考えています。

便宜上、ニューヨーククローズが一日の終了時間にあたるため、その時間のレートが日足における終値となるFX会社が多いです。特に一日の終値は、テクニカル指標の計算式に参照されることが多く、チャート分析の上でも重要視されています。

なお、ニューヨーククローズ前後はFX会社のシステムがメンテナンスに入ることがあり、5~15分程度取引が行えない場合があります(時間帯や時間は、FX会社によって異なります)。

point スワップポイントの計算もニューヨーククローズ

一日の区切りとなるニューヨーククローズでは、未決済ポジションの持ち越しによる処理(ロールオーバー処理)が行われます。通貨間の金利差調整分であるスワップポイントの付与も、このタイミングで計算されます。スワップポイントを得るためには、ポジションを24時間保有する必要はなく、ニューヨーククローズをまたぐことで1日分のスワップポイントが付与される仕組みです。


Date

作成日

2020.12.28

Update

最終更新

2024.11.15

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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