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地合い

読み方 じあい
同義語 場味、センチメント

地合いとは、相場の値動きから見る、市場全体あるいは銘柄(通貨ペア)の状況、勢い、雰囲気などのことをいいます。取引が活発に行われており、買い方の勢いが強く上昇傾向にある状態は、「地合いが良い」「地合いが強い」といった言い方をします。反対に、売り方の勢いが強く下降傾向にある状態は、「地合いが悪い」「地合いが弱い」などと表現します。また、「不安定な地合い」「大荒れの地合い」といった使い方で、相場の状況を表現することもあります。

地合いは、相場参加者の感覚的なものです。明確な基準はなく、先行きに期待が持てそうか、持てなさそうかといった、個人の相場観により語られます。また、場味(ばあじ)という言葉も、同じ意味合いを持ちます。英語では、センチメントという言葉が近いニュアンスです。

point 現在の環境を認識するのが重要

地合いが良いときは悪材料が出たとしても下降に転じにくく、地合いが悪いときは好材料が出たとしても上昇に転じにくい傾向があります。地合いと相場に影響を与える材料の両方から、将来の予想をするのが基本的な考え方です。また、相場では、過去から現在にかけての値動きの状況を把握し、その上で将来を予測することがセオリーとなっています。


Date

作成日

2020.12.23

Update

最終更新

2024.11.14

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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