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リクイディティ・プロバイダー

読み方 りくいでぃてぃ・ぷろばいだー
同義語 LP

リクイディティ・プロバイダー(Liquidity Provider)とは、市場における流動性(リクイディティ)を提供する金融機関のことを指します。「Liquidity Provider」の頭文字をとってLPと呼ばれることもあります。FXにおけるリクイディティ・プロバイダーは、それぞれのFX会社がリスクヘッジのためにカバー取引を行う銀行などの金融機関です。

FX会社は、カバー先であるリクイディティ・プロバイダーから提示された為替レートを基に、顧客にレートを提示しています。FX会社のカバー先としては、リクイディティ・プロバイダーは1社だけよりも複数社と契約している方が流動性が高く、なおかつ複数社のレートの中から最も有利なレートを選択できるため、顧客である投資家にとっても有利な取引が可能になります。

リクイディティ・プロバイダー
point 流動性があるとはどういうこと?

流動性とは、ある市場において取引がどの程度成立しやすいかを示す用語です。「流動性がある」市場では、ある資産を売りたい人がいればすぐに買い手が現れ、取引が成立します。一方、「流動性がない」市場では、なかなか買い手が現れません。FXにおいては、流動性があるときには注文がすぐ約定しますが、早朝など流動性が低くなっているタイミングでは、約定に時間がかかったり、スリッページが発生したりします。


Date

作成日

2020.12.09

Update

最終更新

2024.11.14

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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