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要人発言

読み方 ようじんはつげん

要人発言とは、各国首脳などの重要人物の発言です。さまざまな相場に影響を与えることがあるため、注目されます。要人にあたる職務には以下のようなものがあります。

  • 中央銀行当局者(日銀総裁、FRB議長、ECB総裁など)
  • 各国首脳・経済担当者(総理大臣、大統領、財務大臣、官僚など)
  • 経済会議・経済機関(G7、G20、IMF、世界銀行など)

中央銀行当局者による景気判断や金利についての発言、各国首脳や経済担当者による経済政策の示唆・発表などは、相場を大きく動かすことがあります。金融危機や戦争、自然災害などによる経済ショックの局面では、IMF(国際通貨基金)などの国家をまたいだ機関の動向にも注目が集まります。また、投資会社のCEOや著名投資家の発言が相場に影響を与えることもあります。

point 要人発言の大きな影響力

物価・景気動向・金利など、主に経済の現況や短期的な見通しなどについての要人発言はFXにも大きく影響します。たとえば「物価が高い」という発言があれば、インフレ防止のため近々利上げを行うという推測が働き、為替市場が急変動する場合もあります。景気についての前向きな発言があった場合なども同様です。


Date

作成日

2020.11.30

Update

最終更新

2024.11.15

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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