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GMMA

読み方 じーえむえむえー
同義語 複合型移動平均線

GMMAとは、期間の異なる指数平滑移動平均線EMA)を12本描画するトレンド系指標で、線同士の位置関係からトレンドの方向性や強弱を判断することができます。正式名称は、開発者であるGuppy氏の名前を冠した「Guppy Multiple Moving Average」で、「複合型移動平均線」とも呼ばれます。

GMMA

GMMAでは、12本のEMAを短期線グループ(期間3・5・8・10・12・15)と長期線グループ(期間30・35・40・45・50・60)に色分けし、短期線グループが上にある場合は上昇トレンド、逆に長期線グループが上にある場合は下降トレンドであると判断します。

GMMA

また、短期線グループと長期線グループの間の間隔によってトレンドの強さを測ることができます。間隔が広い場合はトレンドが強く、狭い場合はトレンドが弱いと判断します。

移動平均線は一般的に短期、中期、長期の3本を並べて、トレンドや価格乖離などを観察するのに用いられます。それをさらに発展させたのが、このGMMAです。

point ローソク足とGMMAの位置関係に注目

ローソク足>短期線グループ>長期線グループという位置関係のときは、強いトレンドが発生していると考えられます。この位置関係が崩れるときにトレンドの転換が示唆され、GMMAやローソク足が絡み合うとトレンドが否定されます。その絡みがほどけて、また綺麗な位置関係になると、新たなトレンドが発生したと判断することができます。


Date

作成日

2021.02.17

Update

最終更新

2024.11.18

斎藤 陽介 | Yosuke Saito

FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年

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斎藤 陽介

2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。

監修者情報

山田 大護 | Daigo Yamada

弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)

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山田 大護

1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。

【紹介ページ】
http://www.kplaw.jp/lawyers/yamada/

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