作成日
:2021.07.15
ドージコイン(DOGE)とは、柴犬をモチーフとした「ドージ(Doge)」と呼ばれるインターネットミーム(ネット上で流行したネタ画像など)から誕生した仮想通貨(暗号資産)です。2020年までは1円以下の価値だったものが、2021年に80円台まで高騰し、話題となりました。
仮想通貨として開発された時期は意外と古く、2013年12月にジョーク通貨としてIBMソフトウェアエンジニアのビリー・マーカス氏とAdobeのソフトウェアエンジニアのジャクソン・パルマー氏によって開発されました。開発当初は発行上限として1,000億ドージコインを予定していましたが、後にドージコインは上限無制限に発行すると発表され、毎年52億5,600万ドージコインが追加され続けています。
ドージコインはラッキーコイン(LKY)をベースに開発が行われ、ビットコイン(BTC)よりも幅広い層での利用を目指していることから、ビットコインと似た機能を備えています。ビットコインよりも後に開発された仮想通貨であるため性能は高く、決済スピードは約1分程度で、ビットコインよりも10倍速い速度で決済を行うことができます。コンセンサスアルゴリズムはビットコイン同様にPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。
ドージコインはレン・プロジェクト(あらゆるブロックチェーン間での送金を可能とする公開プロトコル)によってイーサリアムブロックチェーンで使用できるようになったため、DeFiネットワークにアクセスして利用することができます。
ドージコインを一役有名にしたのは、イーロン・マスク氏が関係しています。イーロン・マスク氏はTwitterで度々ドージコインに関するツイートを行っており、犬を暗喩する画像やドージコインを支持する内容が多く、ツイートの度に価格が上昇をしました。テスラ社のCEOが注目を集める仮想通貨ということもありますが、自身で「ドージコインのCEO」や「ドージの父」と言うほど注目をしており、口先だけではないと多くの人から注目を集めたことが影響しています。
作成日
:2021.07.15
最終更新
:2024.11.21
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
1997年に東京大学法学部を卒業し、モルガン・スタンレー証券、ドイツ証券にて金融実務に従事。
2007年に司法試験に合格し、2008年に弁護士登録。
証券会社での金融実務の経験を活かし、「企業犯罪と司法取引」「金融機関の相続手続」等の金融法務関連の書籍を監修。金融実務のバックボーンを活かした企業法務弁護士として活躍する。
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